プロのメカニックがミニ四駆をガチ整備したら……　組み直しただけでタイムを1秒も短縮した技量に「頭引っ叩かれたような衝撃受けました」「やはりプロは違うな」

　レーシングチームのメカニックが本気でミニ四駆を組み立てる動画が、YouTubeで「頭引っ叩かれたような衝撃受けました」「やはりプロは違うな…」などと反響を呼んでいます。

バリバリのレーシングチームがミニ四駆に挑戦！

　動画を投稿したのは、国内最高峰のモータースポーツ「スーパーフォーミュラ」に参戦しているレーシングチーム「TGM Grand Prix」の公式YouTubeチャンネル。今回は普通に組み立てたミニ四駆と、同じミニ四駆をプロのメカニックが組み立てた時で、マシンの性能に違いが出るのかを検証しました。

　「ミニ四駆は全くの素人」ということで、これまでの動画では各シャーシを比較するなど、ミニ四駆を分析しながら進められてきました。

「神は細部に宿る」をキーワードに再組み立て

　そして、第3回を迎えた動画では、すでに組み立て済みのミニ四駆を分解して、プロのメカニックとして組み直すことになりました。

　最初に行うのは各パーツの精度チェック。不必要にパーツ同士が接触していないか、シャフトなどが曲がっていないか、4個のタイヤとホイールの重量バランスなどを細かくチェックしていきます。

周回タイムを20パーセント近く縮めることに成功！

　パーツのバリを取り除き、ベアリングやギアが干渉しないように目を光らせ、一般人なら「まぁいいか」とスルーしてしまいそうな問題点まで、事細かくチェックして修正していきます。

　とんでもない設備を使って魔改造を施すこともなく、再び組み上げられたミニ四駆を走らせてみると、再構築前のタイムを1秒以上も更新する結果を叩き出しました。

「頭引っ叩かれたような衝撃受けました」「やはりプロは違うな…」

　作業前に語った「神は細部に宿る」というキーワードを、何よりも説得力のある形で伝えた検証結果に、YouTubeのコメント欄には「どんなすんげえ大技裏技とかマネーパワーとか披露してくるんだろってワクワクしてたけど全然違った」「改造ではなく、基本状態の最高状態を作ろうとするあたりが凄すぎる」「頭引っ叩かれたような衝撃受けました」「やはりプロは違うな…」などのコメントが寄せられています。

画像はYouTubeチャンネル「TGM Grand Prix」より引用