対戦ゲーム「スプラトゥーン」シリーズに登場する、「金イクラ」を再現した造形作品が、X(Twitter)で「納品しなきゃ!」「とっても綺麗!」などと好評を得ています。

advertisement

骨を原型を粘土とエポキシパテで作成

 話題になっているのは、粘土フィギュア作家のXアカウント・ものづくりのてるづき(@teruzuki_mono)さんが投稿した作品。以前もサーモンランをテーマにした、迫力のジオラマ作りで話題を呼んでいます(関連記事)。

 金イクラは「スプラトゥーン2」から登場した協力モード「サーモンラン」に登場するアイテム。「オオモノシャケ」という敵キャラを倒すと手に入る、稚魚の骨らしきものが入った魚卵風の球体です。

 まずは粘土とエポキシパテを盛って、イクラの中に入れる骨の原型を作ります。

金イクラ
最終的に球体の中に埋め込むことを想定し、鉄球に材料を盛り付けて湾曲した形にしている
advertisement

シリコンで型取りし骨を複製

 原型を磨き上げて完成させると、シリコンに埋めて型取りの工程へ。できあがった型にレジン液を流し込んで骨を複製し、メッキ調塗料で金ピカに仕上げます。

 次はイクラ作りに着手。シリコンで型を作り、骨を埋め込んで琥珀色のレジンで固めていきます。

金イクラ
advertisement

とことん磨き上げてツヤツヤの金イクラが完成

 できあがった球体を一回り大きい球体の型に埋め込むと、白と琥珀色の2層に。やすりと液状の研磨材で磨き上げると、ツヤツヤの金イクラが完成しました。

金イクラ
さらに大きな型に埋め込んで、白い被膜の層を形成
金イクラ

 光り輝いて見える仕上がりに、Xでは「すごい完成度」「売ってたらどんなに高くても買う」「納品しなきゃ」などと反響を呼んでいます。

 一連の制作工程をまとめた動画が、てるづきさんのYouTubeチャンネルで公開されているので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。

画像提供:ものづくりのてるづき(@teruzuki_monoYouTube)さん