「カギ」が1本隠れています。見つかるかな?
問題

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答え

「カギ」は右下にあるピンクのトビラの左上に隠れていました!
ーーー
カギを見つけた少年は、じっくりと悩んだ。
幾日も、幾日も、自らが進む道が正しいのかどうか、本当にそのトビラでいいのか、考えあぐねた。
けれども、どんなに考えてみても、答えは見つからなかった。
「正しいトビラなんて、本当にあるの?」
少年が問いかけても、トビラの番人のようなそいつは一言も話さない。
そんな時間が続いた、ある日のことである。少年にはひとつのトビラが、やけに輝いているように見えた。
それは毎日見ている、何てことのないトビラのはずだった。
「これって……」
確証はない。けれども、それでいい気がした。たとえ間違っていようが、このトビラを選ぶことに悔いはない、そんな気がした。
カギをさす。思い切ってトビラを開けたそのとき、まばゆい光が少年を包み込む。
「おめでとう、キミはその道を行くんだね」
番人が口を開いたのは、少年に試練を課したとき以来のことだった。
「どういうこと?」
「なあに、君には関係のないことさ。ほら、早く行った行った」
ポンッと背中を押され、少年は新たな一歩を踏み出す。
振り向きざまぽかんとした顔を浮かべる少年を見送るように、トビラがバタンとしまった。
「本当は、正しいトビラなんてないのさ。キミは、どんなトビラだって開けるんだ」
番人はひとり、そうつぶやいた。
ーーー
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