猫と快適に暮らす一軒家を予算5000万円で建てたい→仕掛けいっぱいの”猫ハウス”誕生に「この家の猫は幸せ」「うらやましい」の声

　猫と一緒に暮らせるマイホームを紹介する動画がYouTubeに投稿されました。猫好きにはたまらない理想のおうちだ……。

猫と人が幸せに暮らせる家を紹介する素敵な動画

　投稿主は、ねこ大家（YouTube／Twitter）さん。保護猫活動をしながら、「猫と人が幸せに暮らせる家」の情報を発信し、その数を増やす活動をしています。

　この動画では、猫と人間が快適に暮らせるマイホームが完成するまでの様子と、できあがったその姿をルームツアーで紹介しています。1年かけて探した土地に地盤改良工事を施し、厳しい建築基準をクリアした物件です。1階の玄関やホール、トイレをコンパクトにすることで、リビングダイニングキッチンを広く取れました。

21畳のLDKに設置したキャットウォークから移動も楽々

　明るく広々としたリビングダイニングキッチンは約21畳。ねこ大家さんは猫4匹、子どもが2人いるそうですが、走り回っても全く問題なし！　テレビボードの周りには、左右どちらからでも登れるキャットウォークがあります。そこから窓の上を歩くと、猫だけ通れるサイズの“隠れ家トンネル”につながっており、楽に2階に移動できます。

　セカンドリビングがある2階には、4つの部屋とトイレがあります。各部屋には、猫が通れる“猫ドア”があるので、普通のドアの開閉を気にする必要がありません。

家賃と光熱費を抑えたお財布にも優しい一軒家

　建てるのに要した費用は、自己資金1400万円でローンが4200万円、総額5600万円。ローン返済に税金、修繕費などを含めて毎月14万円の出費ですが、この家を建てる前に住んでいたアパートは家賃13万円だったそうで、その差はわずかです。

　そして、この家は2階建て一軒家にも関わらず、エアコンを2台しか設置していません。夏は屋根裏部屋のエアコンを稼働し、冬は床下のみ。高い断熱性と気密性、日射のコントロールによって実現しました。将来的にエアコンを交換するとき、本体代や作業代を抑えられるだけでなく、電気代も安く済みます。屋根には太陽光発電システムを設置して日中の電気代をまかなっているので、光熱費は驚くことに毎月8000円ほどだそうです。

　このステキすぎるおうちには、「この家で過ごせる猫は幸せだろうな」「猫とこんなお家に住んでみたいです！」「全猫飼いさんの理想が詰まっていて、人も猫ちゃんも安全で住みやすいお家で羨ましい限りです」「素敵なお家ですね〜こんな家に住みたい！」といった声が寄せられました。

動画提供：ねこ大家（YouTube／Twitter）さん