雑草対策にもなる庭の水はけ改善方法がYouTubeで紹介され、「その手がありましたか!」「我が家もやってみますね」といった声が寄せられています。
投稿したのはYouTubeチャンネル「庭づくり大好きおじさん」。今回の動画では誰にでもできる対策を、植物を育てる場合と育てない場合の2通り紹介しています。
水はけが悪い場所を確認
投稿者さんのお宅の庭にも水はけが悪く、雨が降ると必ず水たまりになる場所があるとのこと。試しに土を掘ってみますが、固くてなかなか掘れません。頑張って掘った土を握ってみると塊になってしまいます。この固くて粘土質の土が、水はけが悪い原因のようです。


植物を育てる場合
水はけが悪い場所で植物を育てたい場合、簡単なのは腐葉土を使うことです。腐葉土にもさまざまなタイプがありますが、しっかりと発酵して葉の形が崩れている方がいいそうです。
土に腐葉土を混ぜると土中の通気性・保肥性・保水性が良くなります。腐葉土には栄養はありませんが、土に使うとミミズや微生物が発生して腐葉土を食べて分解し、ふかふかの土になるという土壌改良効果があります。

粘土質の土に牛糞などの肥料を混ぜて薔薇を植える方法も知られていますが、これでは育たないとのこと。薔薇の根は弱く、固い土では伸びないため、水はけが悪い粘土質だと根腐れしてしまいます。
投稿者さん宅のガーデニングスペースは腐葉土を使って粘土質の土を改良済み。水はけの良いさらさらの土なので薔薇も根を伸ばしやすく、水はけも良く根腐れしなくなります。土壌改良した場所に水まきをしてみると、最初は水がたまりますが、あっという間に水がはけていきました。



植物を育てない場合
水はけが悪い場所で植物を育てない場合は、固い土には雑草が生えにくいという性質を利用します。同チャンネルでは以前、カインズの「撒くだけで防草できる人工砂」についての検証を行っていましたが、そちらのゾーンにも雑草は生えておらず、水をまいているそばからどんどん吸収されています。


今回の水はけ対策では、この砂にカラー砂利をプラスしています。カラー砂利は見た目が華やかなことに加え、「防草砂と組み合わせたら最強の雑草対策と水はけ改善になるのでは?」と考えたとのこと。この場所のカラー砂利の下は固い土ですが、台風で大雨のときも水たまりにはならなかったそうです。


雑草対策&水はけ改善を紹介した今回の動画には、「家の土が粘土質でカインズの砂の水はけが気になっていたところです」「玄関のスロープ近くに水たまりができるので、カインズさんに行って砂を買ってきます」「固い土に音が鳴る砂利ひいたら防犯にも良いかも!」といったコメントが寄せられています。
こちらのチャンネルでは、初心者でも挑戦できるガーデニングやDIYの情報を発信中。別の日の投稿では、カインズの防草砂の詳細、つる薔薇の誘引、ドクダミ対策と活用方法などを見ることができます。
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