ダイソーで販売されているアイテムを使って可動棚を作る動画がYouTubeに投稿されました。再生数は記事執筆時点で7万6000回を記録。板に穴をあけるだけで作れるので、DIY初心者でもチャレンジしやすい内容になっています。
投稿したのは、YouTubeチャンネル「スバクールのDIY」のスバクールさん。簡単に手に入る安価な材料を使ったDIY動画を主に発信しています。
材料
今回はジョイントラック用のポールと固定部品、キャスターをダイソーで購入。専用の棚板の代わりに、木の板を使うことで好きな大きさの可動棚を作っています。

使用したアイテム。真ん中のポールは延長用ポールです
作り方
木材はホームセンターでカットし、必要な枚数を用意します。スバクールさんは1800×900ミリの板(厚さ12ミリ)を298ミリで2回カットした3枚を棚板として使用。まずはその1枚にドリルで下穴をあけていきます。位置は端過ぎると板が割れてしまうので、端から30ミリ〜40ミリほどあけるといいでしょう。

1枚目の穴を案内にして2枚目、3枚目をあけます
2枚目以降は、1枚目の板とピッタリ重ね合わせてクランプで固定してから、1枚目の穴を案内にして下穴をあけていきます。全部あけたら、次は直径17ミリのドリル(動画ではスペードビットを使用)で穴をあけ、あとは固定部品を取り付けたポールを穴に通して、通常のジョイントラックと同様に組み立てるだけです。最後にキャスターも取り付けたら完成!

直径17ミリのスペードビットで穴あけする様子

通常のジョイントラックと同様に組み立て
注意点
ちなみに動画では棚用の板としてコンパネを使用していますが、室内での使用は人体に有害となる恐れがあるため、投稿者さんはその後別の合板に変更したとのこと。木材は「F☆☆☆☆」(エフフォースター ※ホルムアルデヒドの発散量が少ない)の普通合板や建築用合板を使うようにしましょう。こちらに関する解説動画は後日公開予定とのこと。
組み立てる前に板を塗装したり表面処理を施すと、よりすてきな見た目の棚ができそうです。なお、ポール同士の間隔が広いと板がたわんでしまうので、棚板の下側に角材をビス止めして補強したり、ポールの数を増やしたりするといいかもしれません。小さめの棚を作る場合や、軽いものを置く分には問題なさそうです。

47センチポール6本で組み立てた棚

38センチの延長用ポールも追加して組み立てた棚
「うわー目から鱗だー」と称賛の声
ジョイントラック用アイテムで自由な大きさの可動棚を手軽に作れる方法に、コメント欄では「うわー目から鱗だー メタルラックって高さ変えられるけど幅と奥行きの選択肢が少ないの不満でした」「棚板を自作するという手があったか」「シンプルで良いですね」などの声が寄せられています。

キャスターを取り付けたら完成
スバクールさんは同チャンネルのほか、Instagramアカウント(@suba.cool)でもDIYに関する情報を発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「スバクールのDIY」さん
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