初心者でもレモンの実をつけることができる方法がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で動画は11万再生を超え、「参考になる」と話題になっています。

初心者でも必ずレモンの実がなる方法
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レモンの実をつけるコツ

 投稿者は、YouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」を運用しているザキさん。プランター栽培に関する知識を実演を交えて紹介しているチャンネルで、今回はレモンの実をつけるコツを伝授しました。

初心者でも必ずレモンの実がなる方法
初心者でも必ずレモンの実がなる方法

 レモンを育てるには、栄養成長と生殖成長をしっかり理解することがポイント。栄養成長は植物自体を大きくさせる成長のことで、レモンに実がつかないという人は栄養成長に傾いている場合があるそうです。

 そこで、子孫を残そうとする生殖成長を促せば、木に実がつく確率が上がるとのこと。鉢植えを根っこでパンパンにすることによって、レモンの木がこれ以上大きくなれないと判断し生殖成長へ切り替わるといいます。

鉢植えを根っこでパンパンにする
鉢植えを根っこでパンパンにする
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鉢選びも重要

 また、レモンは根の成長が遅い植物のため鉢選びも重要。レモンの木を3年育てても土に根が回らず7号鉢がスカスカな状態なので、安易な鉢のサイズアップはおすすめできません。苗を買ってきたときは小さい鉢を選ぶようにしましょう。

3年育てたレモンの木
3年育てたレモンの木
根の成長が遅いレモン
レモンは根の成長が遅いとのこと
小さい鉢を選ぶのがポイント
小さい鉢を選ぶのがポイント
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路地植えの場合は

 続けて路地植えの場合も解説。際限なく根っこを広げられる路地植えでは、3月4月に根切りをすると一気に生殖成長へ傾いてくれるとのこと。または、根っこを通さず水だけを通す根域制限シートを入れれば、根切り作業をしなくてOKです。

路地植えの場合は3月4月に根切りを行います
路地植えの場合は3月4月に根切りを行います
根域制限シートを入れれば、根切り作業をしなくてOK
根域制限シートを入れれば、根切り作業をしなくてOK

 こうして生殖成長を意識しつつ管理することによって、最短3年ほどでレモンの実がつくようになるそうです。目からウロコのこちらの動画。コメント欄には「実がつかなくて困っていたのですがとても参考になりました。来年3月頃に根切りに挑戦したいと思います」「とてもわかりやすい説明」「感謝です」など反響の声が寄せられていました。

 ザキさんのYouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」ではこの他にも、プランターで行う家庭菜園の情報を発信中。さらに、プロの本格的な料理術が見られるYouTubeチャンネル「ザキ's kitchen」と、愛猫との日々の様子を公開しているYouTubeチャンネル「7匹の猫の奴隷」も運用中です。