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少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は2022年5月にYouTubeで公開された、粘土で「ランサーエボリューションX」を超リアルに再現する動画を紹介します。
粘土でランエボXを再現
動画を投稿したのは、海外YouTubeチャンネル「HANDMAID」。窓や車軸など一部の部品を除き、数々の名車を粘土だけで再現した作品を披露しています。
今回の作品は、三菱自動車が2007年から2015年にかけて製造していた「ランサーエボリューションX」。最初にモデリングツールでクルマの六面図を描いて型紙を作り、薄く延ばした粘土を切り抜いてシャーシやボディなどの部品を作っていきます。

エンジンやシートなど内部まで作り込む
タイヤやライトなどの細かい部品も、もちろん粘土から手作り。ボンネットは開閉式で、エンジンもしっかりと再現しています。

内装の製作シーンは少々不可解。作者はぐしゃぐしゃに潰れたランサーエボリューションIXの模型を取り出し、シート等を引っ張り出して移植しています。

塗装作業では、三菱自動車のエンブレム、ヘッドライトなどもしっかりと塗り分けると、およそ210時間かけた力作が無事に完成しました。

苦労した作品を惜しげもなく衝突テストへ!?
一連の制作工程を紹介する動画は、「信じられないほどのディテール」などと話題になり、すでに600万回以上再生されていますが、この動画には続きがありました。
続いて投稿された動画には、完成したランエボXの粘土モデルを使った衝突テストを実施。苦労して作り上げた作品をカタパルトのような装置に載せ、容赦なく射出します。

角材に衝突したランエボXはフロントがへこんでグシャグシャ。精巧に作られていただけに、破損した様子も実車の衝突テストさながらです。パーツ取りに使っていたランエボIXも、以前作って壊した作品だったんですね……。
続編の破天荒ぶりは視聴者から困惑や驚嘆の声が寄せられており、400万回以上再生されています。作者はその後も、数々の名車を精巧に作り上げては、惜しげもなくクラッシュさせています。何がそこまで駆り立てるのでしょうか……。
画像はYouTubeチャンネル「HANDMAID」より引用
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