SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年6月に投稿され話題になった「“新しい推しができたときのオタク”の現実」について、投稿者でゲーマーの「源の琉璃」(@Rulia_Hermitaur)さんにお話を聞きました(関連記事)。

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“オタクあるある”を可視化

 話題になったのは、源の琉璃さんがX(Twitter)に投稿した1枚の画像。新しい推しができてしまったときの“一般的なイメージ”と“現実”とを、それぞれイラストで表現して比較しています。

 一般的なイメージでは、新しい推しが「好き」ゾーンに浮上すると過去の推したちは「もう好きじゃない」ゾーンに降格しています。

新しい推しができたときのオタク
新しい推しができるとこうなると思われがちですが……

 しかし現実は……過去の推したちは「好き」ゾーンにとどまったまま。「推しが増えただけでずっと全員大好き」という力強い文字が添えられています。

新しい推しができたときのオタク
実際は全員大好き!
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経済状況を圧迫する現実に共感の嵐

 これでは永遠に推しが増え続けるばかり――。“オタクあるある”ともいえる心情に、Xでは「これめっっっっっちゃ分かる」「多分一生こうなっていく気がします」「貢ぎ先が増える一方」「これのせいでお金ない」といった共感と苦悩の声が多数寄せられました。さらに投稿は約16万件の“いいね”を獲得し、580万回表示を突破しています。

 ねとらぼ編集部では、この画像を作ったきっかけやバズった当時の状況を聞きました。今でも推しは増え続けているのでしょうか――?