ねとらぼ
2025/01/28 07:10(公開)

サザエやカキの貝殻を“最強の土”に埋めて、10カ月後…… 驚きの検証結果に「びっくりです」「すごいですね!」

そんなことできるんだ……!

 サザエやカキの貝殻を、“最強の土”に埋めて10カ月……。結末を確認する実験動画が興味深いです。投稿は記事執筆時点で28万回以上再生されています。

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貝殻を微生物素材で発酵・分解

 実験を行ったのは、芝生や土の研究で培った経験をもとに、ガーデニングや土壌改良にまつわる情報を発信している、つりきっぷ(YouTubeInstagram)さん。

 今回のテーマは、貝殻を用いた肥料作り。貝殻の主成分は炭酸カルシウムで、細かく砕くことで天然素材由来の有機石灰肥料として活用できます。

 実験にあたっては、まず貝殻に土を詰めて、貝でフタをして“最強の土”の中へ。微生物資材「カルス NC-R」と米ぬかを合わせて埋め、長期間放置します。そこから10カ月も待つのだから、気が長い話ですね。

貝殻肥料
サザエやカキの貝殻を、中にまで土を詰めて埋める
貝殻肥料
有機物の堆肥化に使う微生物資材と合わせて長期間放置
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堅い貝殻がビスケット並の柔さに

 10カ月後に掘り出してみると、ざっと見る限り貝殻は埋めたときのままです。しかし微生物がしっかり分解してくれていたようで、カキの固さはやわやわ。手では決して割れなかった貝殻が、握るだけでビスケットのように砕けていきました。これは良い肥料になりそう……!

貝殻肥料
手でつまむだけでサックリ

 その一方、サザエのほうはまだ堅く、握る程度ではビクともしません。つりきっぷさんは貝を埋め戻し、実験を再開するのでした。

貝殻肥料
サザエのほうが頑丈なのかな?

 「カキの殻があんなことになるなんて……」「貝塚に遺るくらいだから、貝って分解しにくいのかな」と、さまざまな反応を呼んだこの実験。つりきっぷさんはほかにも、梨の皮や園芸資材を用いたさまざまな土壌改良を試みています。

画像提供:つりきっぷ(YouTubeInstagram)さん

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