【かぎ針編み】ダイソーの毛糸1玉で完成する“肌寒いときに便利なオシャレアイテム”　さくさく編みやすい解説が「良いですね」と話題

　ダイソーの毛糸1玉で作れる防寒アイテムが、YouTubeチャンネル「ハンドメイドきよちゃん」に投稿されました。動画は記事執筆時点で2万回以上再生され、200件を超える高評価が寄せられています。

　動画を投稿したのは20年近く編み物教室に通い、手編みから機械編みまで幅広く勉強してきたというきよちゃんさん。同チャンネルでは主に100均の毛糸を使い、マフラーや帽子などさまざまな作品の編み方を紹介しています。

ダイソーのポリエステル毛糸で編むのは……

　今回はダイソーのポリエステル毛糸150グラム1玉（約600メートル）で編める、改良版ポンチョの編み方を紹介してくれるとのこと。こちらのポンチョは肩の広がりが少なくてずれ落ちにくく、家事や作業中にも使いやすいデザインとなっています。

　それでは早速、ポンチョを編んでいきましょう。毛糸の他に6号（3.5ミリ）のかぎ針、マーカーを用意してから糸端をかぎ針にかけ、鎖の作り目を98目編んでいきます。編み終わったら右から25目目、左から24目目のところにマーカーを付け、端の目を引き抜きます。そこから1段目と2段目は、長編みをしていきましょう。

　2段目を編み終えたら3段目です。長編み1目、鎖1目、1目飛ばして長編みと繰り返し、角に来たら鎖目に長編み1目、鎖2目、長編み1目を編み入れて増し目をします。4段目も長編み1目、鎖1目と繰り返し、3段目と同じく増し目をしましょう。

　5段目は最初に糸を1目引き抜いてから、鎖1目、長編み3目と編んでいきます。角に来たら長編み3目、鎖2目、長編み3目を編み入れ、6段目も同様に編みましょう。

　7段目と8段目は１段目と2段目と同じく長編みをして、角に来たら鎖目に長編み1目、鎖2目、長編み1目を編み入れます。6段ひと模様で5回繰り返し、最期は2段長編みをするとちょうど毛糸1玉で足りるそうです。

　32段編み終えたところで残りの毛糸の重さを測ってみると、4グラムでした。3グラムあれば1段縁編みができるため、毛糸が残っている場合はこま編み1目、鎖1目で縁編みをしていきます。角に来ると最後の長編みのところが鎖になるため、そこにこま編み1目、鎖2目または3目、こま編み1目を編み入れましょう。

糸始末を終えると……

　編み終わったら糸端の始末分だけ糸を残してカットし、糸端を2カ所始末します。最後にスチームを当てて形を整えたら……ダイソーのポリエステル毛糸で編んだポンチョの完成です。作品の完成とともに毛糸をほぼ使いきれると、なんだか気持ちがいいですね。詳しい編み方や注意点が気になる人は、動画を確認してください。

「ずり落ちそうになくて良いですね」の声

　動画には「ずり落ちそうになくて良いですね」といったコメントや、「かぎ針編みの輪編みの時に、同じ向きにグルグル編まずに編む向きを一段毎に変えるのはどうしてですか？」といった質問が寄せられています。動画と併せてきよちゃんさんの回答を見ると、編む際のヒントになりそうです。

　きよちゃんさんの編み物作品やその編み方は、YouTubeチャンネル「ハンドメイドきよちゃん」とInstagram（@handmade_kiyochan）で公開されています。