世界の幸福度ランキング1位の国で普通に販売されている“ヤバい粉”の写真が、X(Twitter)に投稿されました。投稿は記事執筆時点で41万件以上表示され、「世界には怪しい粉がいっぱいあるな」「罪深すぎるw」などの声が上がっています。

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フィンランドで見つけた「粉」

 投稿者は、創業118年の老舗缶メーカー「側島製罐」の代表を務める石川貴也(@LWITBR1906)さん。フィンランドを訪れた際に、その粉を発見したといいます。

フィンランドで販売されているディップソース用の粉
フィンランドで売られている「粉」

 投稿した写真には、「DIPPI AMERICAN」との文字が書かれたパッケージと、謎の茶色い粉がかかっている白い物体が。一見しただけでは、これが一体何なのか見当もつきません。

フィンランドで販売されている食べ物ケルマヴィーリ
ディップソースに使うケルマヴィーリ
ディップソース用の粉の売り場
「粉」には専用の棚がある

 石川さんいわくこの茶色い粉は、フィンランド発のブランド「TAFFEL」のディップソース用の粉とのこと。フィンランドには「ポテトチップスにディップソースをつけて食べる文化」があるそうで、「Kermaviili」(ケルマヴィーリ)というヨーグルトとクリームの中間のような食べ物にさまざまなフレーバーの粉を混ぜて、自分好みのディップソースを作るのだといいます。

 石川さんは、これらの粉とケルマヴィーリから作ったディップソースにポテトチップスを付けると、食べる手が止まらなくなると説明。“罪に罪を重ねた食べ方”ですが、ケルマヴィーリのKermaとはフィンランドの言葉でクリームのことであり、決してカルマ(業)という意味ではないと補足しています。

 写真には、「どんな味なのか気になる 買ってみたいな」「フィンランドなのにアメリカンw」「魔法の粉は手に入りにくいので、代わりに『しっかり水切りしたヨーグルト(無糖のパルテノが推せる)+チューブにんにくorガーリックパウダー+塩+トマトケチャップ』でも、そこそこな味のディップソースになります」などの感想や、ディップソースを再現するためレシピなどが寄せられています。