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着物のハギレを活用した“すてきなファッションアイテム”の作り方がYouTubeに投稿されました。動画は、記事執筆時点で2万8000回以上再生されています。
30分でできる二重巻きスヌード
動画を投稿したのは、竹かごに和紙などを貼って作る日本の伝統工芸「一閑張り(いっかんばり)」の講師や作家として活動しているrianさん。YouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」では以前、黒留袖を大胆にリメイクする様子を見せてくれました(関連記事)が、今回は着物のハギレを使った二重巻きスヌードの作り方を紹介してくれます。
まずはハギレを接ぐ
「30分で作れる」という二重巻きスヌードの材料は、150センチ×50センチの布1枚だけ。このサイズの布があればそのまま使いますが、rianさんは残っていた絹のハギレを接(は)いで(継ぎ合わせて)、布を作るところから作業を開始します。

布を接ぐときはまず大まかにレイアウトを決め、少しずつ縫い合わせました。色や柄の配分、ボリュームをイメージしたり、実際に巻いて柄の出方を確認したりしつつ布を接ぐ作業はとっても楽しそうです。
二重巻きスヌードの作り方
それでは早速、二重巻きスヌードを作っていきましょう。布を中表で半分に折り、1センチの縫い代で端から端まで縫い、縫い代をアイロンで割っておきます。


その後は輪の状態になった布に腕を通し、端をつまんで引き抜き、半分の二つ重ねにしました。布を接ぐときや布を縫い合わせるときなどはもちろん、いつでも小まめにアイロンをかけて縫い代をキレイにしておくと、仕上がりが全然違うそうですよ。


完成
次はスヌードをねじった形にするため、中の布をつまんで半回転させます。半回転させたら返し口を15〜20センチほど残して端を縫い、返し口から布を引き抜いて表に返しました。最後に返し口にアイロンをかけてから、手縫いで閉じたら完成です。「30分で作れる」の言葉通り、作業工程はかなり少ないですね。



最後に完成した二重巻きスヌードを身に着け、着用例を見せてくれたrianさん。着用した感じは「暖かくて優しい感じがして、ふわふわ」とのこと。今回作ったスヌードはシルク素材のため肌触りも良く、着物を着るときにも合いそうです。


二重巻きスヌードの詳しい作り方や分かりやすい図解、注意点などは動画でチェックできます。
「作りたくなりました」「簡単! おしゃれ!」の声
すてきなファッションアイテムがあっという間に完成し、コメント欄では「簡単ですね、作りたくなりました」「和柄の赤色ってやっぱり素敵」「もう最高……これなら私にもできそうです」「簡単! おしゃれ! 着物にもいいですね!!」といった声が上がっています。
rianさんは、YouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」のほか、Instagram(@rian_ikkanbari)でも情報を発信中。一閑張りのバッグやワークショップの情報は、Webサイトで確認できます。
「一閑張り利庵rian」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「一閑張り利庵rian」
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