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ヘアスタイルに迷走していた71歳の女性が、プロの手で大変身する動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で5万回以上の再生数を記録しています。
美容室で勝手に切られ、左右の長さが……
投稿したのは、ショート女子に特化したYouTubeチャンネル「ショート・ボブ専門美容師 ミッチー 大野道寛」を運営する美容師のミッチーこと大野道寛さん。一人一人の骨格や髪質を見極めたカットで、多く人の悩みを解決して理想を叶えてきました(関連記事)。
今回訪れたのは、トップのボリュームが少なく横に広がってしまうのが悩みだという71歳のともさんです。以前まではずっとロングヘアをキープしていたそうですが、ワンちゃんと暮らし始めてからメンテナンスする余裕がなくなり、10年間ショートカットにしているとのこと。
しかし夏ごろに行った近所の美容室で、毛先がはねてしまうのを整えてもらおうとするも半ば勝手な形で短く切られ過ぎてしまったといい、その後に行った別の美容室でも左側だけ短くなるという事態に……。どこへ行っても納得するヘアスタイルにならず、迷走してしまっているそうなのです。


そんなときにミッチーさんのYouTubeの動画で、お客さんがみんなかわいくなり最後は笑顔で帰っていく様子を見たというともさんは「私もなるかな……?」と希望をもって予約したとのこと。おしゃれは久しくしていませんでしたが、この日は10年ぶりにお化粧をしてきたといいます。
施術していくヘアスタイルを決めます
ともさんの悩みに対してミッチーさんは、60代以降の女性の髪は「立毛筋」という毛根の筋肉が弱まることで髪がぺしゃっとしてしまいやすい一方で、くせが出始めてサイドが広がってくると説明。

その上で、ともさんの場合は白髪が多めなので、それが地肌に見えて髪が薄く見えていることや、左耳の後ろにくせが出ているのが納得いかないカットになってしまう原因だと話します。そこでふんわりしやすくなるなるようにレイヤーを入れつつ左右の長さを整え、髪に栄養を入れてくれるカラー剤で艶出しをすることに。

ふんわり感のあるショートヘアに変身
まずはカラーリングからスタート。色が抜けてもきれいになるように調合したカラーで白髪をしっかりと染めていきます。ちなみにミッチーさんによると、白髪染めはファッションカラーよりもアルカリ性が強くて髪が傷みやすいそうで、髪のコシがなくなってしまう原因の1つでもあるのだとか。そのため今回はアルカリを弱めるトリートメントもしっかり入れていきます。そしてカットでは左に合わせて左右差を修正し、フラットだった後頭部にくびれを作って丸みを出しました。



その後はドライカットで調整。トップの分け目を目立ちにくく、さらに毛量のムラをなくすようにカットします。最後にボリュームを出すスタイリングをすれば、ふんわりとしたすてきなショートへアが完成! ともさんの髪の悩みが見事に改善され、とても若々しい雰囲気です。仕上がりを見たともさんは「わぁ〜! うれしい、全然違う」「すごい女性らしくなった」と大満足。動画で見ていた女性たちのように、ともさんも輝かしい笑顔を取り戻したのでした。

若々しい仕上がりに反響続々
大変身したともさんの姿に、コメント欄では「印象が変わりステキなスタイル」「毛先に軽さ&動きも出て、おしゃれ度倍増」「ますますおキレイに」「すごく若く見えます」「71歳とは思えない」といった驚きと称賛の声があふれています。


ミッチーさんによるビフォーアフター動画は同チャンネルや、Instagram(@michi1011ohno)で見ることができるほか、X(@michihiro1011)でも情報を発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「ショート・ボブ専門美容師 ミッチー 大野道寛」さん
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