ねとらぼ
2025/02/05 07:00(公開)

初心者「マスカットは緑で丸いっぱい描いておけば完成でしょ!」→“絵の先生”がちゃんと描いたら…… “段違いのクオリティー”になるコツが目からウロコ

最初から緑じゃダメなのか!

 絵の先生がクレヨンでマスカットを描く方法を教える動画が、TikTokで話題です。投稿は、記事執筆時点で230万回以上再生され、5万3000件を超える“いいね”を集めています。

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「はじめてさん」のマスカット

 話題の動画を投稿したのは、水拭きで簡単に消せる画材「キットパス」のTikTok公式アカウント。今回の動画では、立体感のあるマスカットの描き方を紹介しています。

 まず「はじめてさん」がマスカットの絵に挑戦。「緑で丸いっぱい描いておけば完成でしょ!」とあっという間に仕上げてしまいました。確かにマスカットには見えますが、どこか平面的な印象の絵に仕上がっています。

プロが描くマスカット
はじめてさんの作品
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絵の先生のマスカット

 では「絵の先生」の出番です。先生は、マスカットの輪郭を緑ではなくベージュで描き始めます。そして、粒の光が当たる部分にベージュを塗り、さらに明るいところに黄色を重ねました。最後に周りを黄緑色で塗り、一粒ずつ丁寧に立体感を表現。緑だけでなく、さまざまな色を使ってマスカットにグラデーションを加えました。

プロが描くマスカット
まさかのベージュ!
プロが描くマスカット
まだ緑は出ません
プロが描くマスカット
丁寧に塗りましょう

 次に、色を重ねた部分を指で丸くこすり、色を馴染ませていきます。この作業で色が溶け合い、よりリアルな質感が生まれました。そして粒と粒の間を紺色で描いて、影を入れていきます。

 表面の明るい部分に白を使ってハイライトを加え、仕上げにはっきりさせたい部分を一粒ずつ微調整して全体を整えると……立体感あふれるマスカットが完成しました!

プロが描くマスカット
リアル感が出ます
プロが描くマスカット
光を表現しましょう
プロが描くマスカット
完成です!
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「急にマスカットなるやん」

 この投稿に対し、コメント欄では「これを参考にしてマスカット書いてみました!」「急にマスカットなるやん」「ベージュのクレヨンという、概念がなかった」「急に絵の神が脳に直接語りかけてきたぞ」「すごい私もやりたい」など絶賛の声が寄せられています。下書きをベージュにすることが、立体的に仕上がるポイントだそうです!

 なお、キットパスを製造販売している「日本理化学工業」は、Instagram(@rikagaku_official/)でも活動中。TikTokでは、絵の先生が描く楽しさを感じさせる動画を発信しています。

※画像/動画提供:キットパス(TikTokInstagram

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