ラフ状態の漫画と完成原稿を比較した、“驚きのビフォーアフター”がX(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で約3万1000件の“いいね”を獲得しており、77万回以上表示されています。

advertisement

制作途中の漫画原稿が話題に

 投稿者は、Xユーザーの田中昌人(XInstagram)さん。2024年5月には「第19回 月刊少年マガジン コミック大賞デビュー」で読み切り「PRINK」が準入選を果たし、同年8月の第20回では読み切り「陸の魚」が見事入選に輝きました。

 Xでは、制作途中の原稿やイラストを多数公開。今回話題になっているのは、「これがこうなる」と投稿された2枚の画像です。

 1枚目は、ネームと呼ばれる漫画のラフの状態。ざっくりとした線で、人物の位置関係やせりふといった最低限の情報が描かれています。

漫画のネームと完成原稿
ネームの段階

 2枚目は、ペン入れを終えた完成原稿の状態。人物の髪や服、精密な影はもちろん、背景の木々や建物、車など、驚くほど細かく描き込まれています。あのネームから、こんな緻密な原稿になるとは……!

漫画のネームと完成原稿
驚くほど緻密な完成原稿
advertisement

衝撃のクオリティーに反響

 気が遠くなりそうなほど細やかな線で描かれた漫画原稿に、Xでは衝撃を受ける声が続出。登場人物の作画にほれ込む声も多く、「すごすんぎ」「美しい」「これヤバイ最高 エグ尊敬」「うわぁ……めっちゃ好き……」「絵がステキすぎる」といった反響が寄せられています。

 なお、田中さんの読み切り作品「PRINK」と「陸の魚」は、「コミックDAYS」に掲載されています。

画像提供:棚50(田中昌人)(XInstagram)さん