梱包(こんぽう)に使われる「緩衝材」に液体窒素を注ぎ、凍らせてみる動画がYouTubeに投稿され、「緩衝材が雪に変わっちゃった!」「食べられそうだ」と注目を集めています。

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「水に溶ける緩衝材」に液体窒素を注ぎかけるとどうなる?

 動画が投稿されたのは、さまざまな実験動画で人気を博す米国のYouTubeチャンネル「Nate From the Internet」(@NFTI)です。

 商品の梱包に使われることが多い、ピーナッツ型の緩衝材。一見すると発泡スチロール製に見えますが、実はトウモロコシを原料としていて、水の中に入れると溶けてしまいます。では、この緩衝材に液体窒素を注ぎかけてみるとどうなるのでしょう。

緩衝材の入った容器に液体窒素を注いでいる
緩衝材に液体窒素を注ぎかけてみると……

 液体窒素に緩衝材を入れてみても溶けることはなく、逆に液体窒素を吸収してすぐに凍ってしまいます。トングで強くつかんだりたたいたりしてみると、ポロポロと崩れてしまいました。

液体窒素のかかった緩衝材が砕けている
トングでつかむと崩れるように

 こうして凍らせた緩衝材を温水の中に入れてみると、緩衝材に染み込んでいた窒素が蒸発し、そのまま大量の蒸気を発しながら溶けていきます。

温水に入れた緩衝材が溶けていく様子
緩衝材は温水に入れると溶けていきます

 YouTubeのコメント欄では、「まるで綿あめみたい」「緩衝材が雪に変わっちゃった」「トウモロコシをベースにした緩衝材なら食べてもいいのか?」など、実験結果に興味を示すコメントが多数寄せられていました。

 YouTubeチャンネル「Nate From the Internet」(@NFTI)では、他にも興味深い科学実験の動画や食品にまつわる動画が数多く投稿されています。

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「Nate From the Internet」のその他の実験動画

画像はYouTubeチャンネル「Nate From the Internet」(@NFTI)より引用