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からくりおもちゃを仕込んたスマホケースを作る動画がYouTubeに投稿されました。その驚きの完成形が「すごい」「商品化して」と反響を呼び、記事執筆時点で69万回以上再生されています。
小さなボールが循環するからくりをスマホケースに
動画を投稿したのは、さまざまな“からくり”を自作するYouTubeチャンネル「からくりすと」。今回は、いつでもマーブルマシン(歯車とボールが動くからくりおもちゃ)を楽しめるスマホケースを作ります。
まずはベースとなるケースを3Dプリンタで出力。そのケースに着脱式のマーブルマシンを付ける形とします。これにより、タッチ決済時にはマーブルマシン部分をさっと取り外せるのだとか。

4ミリのボールを移動させるのはモーターで駆動する歯車と、回転によってボールをわずかに持ち上げてレールを転がす複数の持ち上げ機構です。モーターの電力は短いUSBケーブルでスマホの充電口から引いてきます。全ての機構を設計したら、3Dプリンタで出力して組み立てに入ります。


歯車が詰まったときの安全装置も
まず、給電部とモーター、水平器をセットして、モーターからの動きを伝える複数の歯車をセットしていきます。ここで、なんらかの原因で動きが詰まったときのために、バネが伸びる程度の負荷がかかると歯車のかみ合いが外れて空転する安全装置を仕組みます。

また、持ち運びを考慮して外部からのダイヤル操作でボールを収納できるようにする仕組みも。「開」を選ぶと収納部からボールが出ていき、「収」を選ぶと循環してきたボールが回収され、「閉」を選ぶと回収したボールがそこに止まります。

全てのパーツを取り付けたら下敷きから切り出した透明なカバーを取り付けます。カバーと各機構の間にはほとんど隙間がないので、逆さにしてもボールが予期せぬ場所に移動することはありません。
この小さなマーブルマシンをベースとなるスマホケースに取り付けたら完成! ここまでの製作期間は1週間だそうです。USBケーブルを接続して給電を開始すると、小さなボールが循環し始めました。これは、じっと見ていたくなる静かな楽しさがあるなぁ……!


「機構からデザインまでほんとすごい」「商品化してほしい!」
小さなスペースで求める機能を実現する設計と、製作の優れた技量に、「キットとして発売して欲しいくらいに好き」「細かいとこまで先回りした細工を考えてるのがすごい」「ずっと背面向けて眺めていたい こっちが本体!」「機構からデザインまでほんとすごい」「凄い見惚れてしまいました! 商品化してほしい!」など称賛のコメントが数多く寄せられています。
動画提供:YouTubeチャンネル「からくりすと」
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