かぎ針から毛糸まで材料全部が100円ショップでそろう便利アイテムの編み方”がYouTubeに投稿され、「可愛くて一目惚れしちゃいました!」と反響を集めています。動画は記事執筆時点で再生数2万6000回を超えています。

【かぎ針編み】1時間できる簡単かぎ針がま口チャームの編み方

 投稿したのは、編み物作品を100円ショップでそろえたアイテムだけで作る方法を公開しているYouTubeチャンネル「mys楽しく編み物」のmys(ミース)さん。今回は初心者さんでもチャレンジしやすい細編みだけで編めちゃう“がま口チャーム”の編み方を紹介してくれます。

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2色の色合いが可愛い“がま口チャーム”の編み方

 100円ショップで販売されている糸(白)の端をかぎ針(5号)にかけ、鎖編みで22目編み、作り目を編みます。編み終えたら鎖編みで立ち上がりを1目編み、鎖目を裏返して山になっている部分の2つ目から22目まで細編みしましょう。編み終えたら、糸を優しく左右に引っ張り編み目を伸ばして1段目の完成です。

1段目
細編みで22目編む 

 2段目も鎖目で1目立ち上がりを編み、裏返して全目に細編みで21目まで編み進めます。今回は2段ごとに色を変えるので、22目で黒の糸に糸変えをしておきます。

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2色の糸で模様を編む

 3段目は糸変えの残りの糸を編み目に沿わせながら2目細編みしていき、マーカーを入れて1目細編み。2色の模様になるように、2段下の目をひろいながら細編み2目、3段目だけで細編み2目と2目ずつ交互になるように編みましょう。

3段目編み込み
3段目は2色が交互になるように編む

 4段目は鎖編み1目、裏返して全目に細編みで21目まで編み終えたら、22目は糸変えします。5段目も鎖編み1目、裏返して3段目の模様と交互になるように細1目、色の変え目をひろいながら細編み2目を交互に21目まで編み進め、22目は糸替え。6段目は4段目と同様に鎖編み1目、裏返して全目に細編みで21目まで編み終えたら、22目は糸変えします。

5段目
5段目の完成

 7段目から30段目まで、3段目から6段目と同じ編み方で偶数段目で色変えをし、模様が交互に来るように編み進めていきます。30段目は糸変えをせずに最後まで細編み。余った2本の糸は15センチほどの長さを残してカットしたら、とじ針を使って細編みの中に糸をくぐらせながら糸始末をしておきます。

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がま口とチャームをつけると……

 編み地が完成したので、がま口(角形、縫い付けタイプ105mm)に縫い付けていきます。そのままの糸の太さだと、がま口の穴に通すことができないので、4本でまとまっている糸を割いて1本の細い糸を使っていきます。細い糸を刺しゅう針に通したら、がま口を開いて糸始末した面が裏面になるようにひっくり返し、編み地を押し込むように片方ずつ入れていきます。

編み地とがま口
いよいよ編み地とがま口を縫い付ける!

 がま口の金具部分に縫い目が隠れるように、一番端の穴に裏面から斜めに針を入れていき、編み地を押し込みながら、3つ目の穴まで波縫いし、1つ戻って表から糸を通したら、2つ先の4つ目の穴に裏から糸を通し、1つ前の3つ目の穴に表から糸を通します。

 同様の糸の通し方で、がま口の最後の穴まで糸を通していきます。余った糸は編み地を裏返して同色の糸に通して糸始末。もう片方も同様に縫い目が隠れるように縫い付けましょう。

がま口に取り付け
編み地を押し込みながら縫い付けていく

 仕上げに、がま口の1カ所にカンが付いているので、ペンチを使って丸カンを取り付けます。カラビナも取り付けたら……2色の色合いがかわいいがま口チャームの完成です。

完成3つ
色の組み合わせでも楽しめる! 

 カバンの中にあると取り出すのにちょっとてこずるリップや、小さめのハンドクリームも入る大きさなので、サッと取り出せて実用性も抜群です! 慣れてくると1時間ほどで編めてしまうとのこと。もちろん、好みの色で編むこともできるので、詳しい編み方や材料が気になる人は動画で確認してみるとよさそうです。

完成カバンに取り付け
カバンにも付けられる!
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「可愛くて一目惚れしちゃいました! 」の声

 コメント欄には「色味が可愛くて一目惚れしちゃいました! 編み物初心者ですが頑張って作ります!」「色んな編み方の動画見ましたがこちらは凄く分かりやすかったです!! 柄も可愛いです」といった声が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「mys楽しく編み物」では、他にも100円ショップでそろう材料を使い、“真っすぐ編むだけのブランケット”や“手編みバック”の編み方など、初心者さんもチャレンジしやすい編み物を公開中です。