ねとらぼ
2025/02/19 11:10(公開)

老舗菓子店が“100年前の木型”でお菓子を作ったら…… まさかの完成品に「昔のデザインと思いませんでした」「とってもかわいい」

食べるのもったいない。

 明治時代の木型を元に作られたお菓子が、X(Twitter)で140万回以上表示されるなど話題を集めています。

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100年以上前のデザイン

 投稿者は、京都府にある老舗和菓子店「亀屋良長」の店主・吉村良和(@yoshimura0303)さん。100年以上前にデザインされた木型から、バレンタイン向けのお菓子「chocolat 笑(ショコラショー)」を作りました。

人懐っこそうな表情!
100年以上前の木型

 同店に伝わるこの木型は、1910年に使われていたという歴史あるもの。犬のデザインで、現代でも古さを感じさせません。図案帳には楽しそうに動き回る犬の様子が描かれています。

人懐っこそうな表情!
図案帳もかわいい
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プロの技術

 この犬の木型に加え、竹の木型も使って作られたのが「chocolat 笑」。チョコレート色の犬はココア、白い竹はスキムミルクの押し物で、お湯を注ぐとホットココアになります。

3月中旬ごろまで販売しているとのこと

 犬と竹のデザインは、組み合わせると「笑」の字に見えるため、古くから縁起物とされてきたのだとか。商品名は、フランス語でココアを意味する「chocolat chaud(ショコラ ショー)」をもじって「chocolat 笑」となったそうです。100年以上前にデザインされたと思えない犬の表情がかわいくて癒される……。

 投稿には「昔も今も変わらず、この図案をかわいいと思えるの、なんかいいな」「昔のデザインと思いませんでした」「とってもかわいいです」「ほほ笑ましい、いい表情」などのコメントが寄せられています。

(カナブンさん)

画像提供:吉村良和(@yoshimura0303)さん

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