ねとらぼ
2025/02/20 19:30(公開)

これは憧れる…… 卒業制作で“昭和初期風スーツ”を完全再現→300万表示の大反響 「実にすばらしい」

1930年代の書籍をもとに作成。

 卒業制作で縫った三つぞろい(スリーピース)のスーツを着ている写真が、X(Twitter)で話題です。投稿は記事執筆時点で300万回以上表示されており、6万3000件以上の“いいね”を集めています。

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昭和初期の資料をもとに製作

 投稿者は、Xユーザーの加村週二(@kamura__1950)さん。製作したスーツは昭和初期の仕様を細部にわたって再現したもので、「表地は純毛フランネル、裏は綾のアルパカ。ネクタイとシャツも当時の教本通りに製作」と説明しています。

卒業制作で縫った三つぞろいのスーツを着ている写真
三つぞろいのスーツを製作!

 スーツを作るにあたり、製図は今泉末さんの『松崎式裁断全書』をもとにし、裁縫は吉岡陽芳さんの『洋服裁縫』を参照したとのこと。『松崎式裁断全書』は1935年の本であり、『洋服裁縫』は1934年に出版された書籍です。

卒業制作で縫ったジャケットとベスト、スラックスを着こなす姿
ネクタイとシャツも教本通りに仕上げた
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服の裏側も公開

 ジャケットとベスト、スラックスを着こなす姿に続けて服の裏側を収めた写真も公開。ポケットのフタである「フラップ」部分は、ボタンで固定できるようになっているのが分かります。

卒業制作で縫ったスーツの裏側
ジャケットの裏側も公開
卒業制作で縫ったスーツの裏側
細部まで昭和初期の仕様を再現
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「すばらしい」と絶賛の声

 加村さんの投稿には「素晴らしいですね! 実に素晴らしい! 全部凄く良いですね! 最高です!」「上品ですばらしいです。ご卒業おめでとうございます」「最高の三ぞろい コレを卒制はカッコ良すぎる」「縫いもシルエットも見事で、本当にすてき」「ご自身で仕立てられ、自ら着こなす。その姿が格好いいです」など絶賛の声が寄せられています。

画像提供:加村 週二(@kamura__1950)さん

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