“とんでもない料理”を出すお店での食レポがX(旧Twitter)に投稿されました。この一連の投稿の中には、記事執筆時点で600万回以上表示される投稿もあり、大きな話題となっています。未知の味、体験してみたい……!

advertisement

分子ガストロノミーの名店「セララバアド」の食レポ

 Xユーザーの志波煌汰(@siva_quarter)さんが訪れた“とんでもない料理”を出すお店は、「分子ガストロノミー」の名店といわれるレストラン「Celaravird(セララバアド)」。分子ガストロノミーとは、食材を分子レベルで研究し、科学的においしい調理法を生み出す学問分野のことです。

 この料理に数年前から興味があったという志波さんは、代々木上原にある同店に、Xの相互フォロワーと訪れました。入店後、いったいどんな料理が出てくるのかおびえながら待っている2人のもとに提供された料理は、“食べられる枝”。ハムや綿菓子などでできており、味もおいしかったようです。初手で枝が出てくるなんてすごい……。

advertisement

人生で一度も食べたことのない味がするリンゴ

 その後、ビーツを揚げた“真っ赤な毛玉”のあとに出てきたのは赤いリンゴ。一見すると普通ですが、店員さんに芯を食べるように促され口に運んだ志波さんは、「情報量が多すぎる!! 人生で一度も食べたことない味!! 味ってこんな……こんないっぱいあるんだ」と、コメント。芯の正体は、薄くて固いチーズに包まれたリンゴアイスだったそうです。

一見普通のリンゴ
芯の正体はリンゴのアイス

 その後も独創的な一品が続き、メイン料理は「サルスエラ」というスペイン風魚介の煮込み。アワビや巨大なエビ、白身魚などをふんだんに使い、ブイヤベースに似たおいしさだったそうです。

 そして最後に出てきたのは、ガラスの箱に入ったスイーツの数々。なかでも宝石のような“キラッキラの玉”は、口に入れるとシャボン玉のように割れてジュースのような液が流れ出したのだとか。

 コース料理を完食した志波さんはこの体験を振り返り、「念願だった分子ガストロノミー体験は大・満・足!!」とツイート。お値段は1人あたり約2万7500円だったそうですが、「全然安いよ マジで未知の『美味しさ』を味わえるし 一生に一度行きたいと思ってたけど、いざ行ったら『また行きたい!』になってる」と、お値段以上の素晴らしい体験に心を動かされたようでした。

 この投稿には、「分子ガストロノミーでのフルコースいいな…… 一度は体験してみたいんだよね」「レビュー見て人生で一度くらい食べてみたくなった」「こんなコントみたいなことができるお店があるのか……ちょっと行ってみたい笑」といった声が寄せられました。

画像提供:志波 煌汰(@siva_quarter)さん