ねとらぼ
2025/03/02 15:00(公開)

入居希望者が殺到した“段ボールハウス”が「これマジ?」と話題 驚きの光景に「言葉が出ない」「魔法だね!」【海外】

庭には桜の木まで!

 YouTubeに投稿され「住みたい」という声が多く寄せられた夢の家づくり動画が話題になっています。動画は記事執筆時点で3万3000回以上再生され、2300件のいいねを集めています。

段ボールを急いで捨てないでください!これを使ってできることは次のとおりです
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これ、ぜんぶ段ボールでできています

 動画を投稿したのは、段ボールなど身近な材料でミニチュアの家や家具をDIYで作るYouTubeチャンネル「DIY hobby」。今回話題を集めたのは、庭に桜の木のある煙突付きの素朴なミニチュアハウスです。

 まず、家を構成する段ボール製の各パーツを用意します。そのまま同じものを作りたい人のため、段ボールには寸法を記載。グルーガンで断面にのりを塗布してパーツを貼り付けていくと次第に家の形が現れます。カントリーな雰囲気がとってもかわいい……!

家を構成する段ボールのパーツ
家を構成する段ボールのパーツを用意(※画像はYouTubeチャンネル/@DIYhobbyから)

 次に、家の外壁に細長く切った段ボールを並べて貼り付けると、まるで木の質感をいかした壁のようになりました。家の入り口や窓の枠はバルサ材で作りガラスもはめます。家の土台部分にはざらっとした紙の卵パックをカットしたものを使用することで、コンクリートやモルタルの壁のような質感に。あまりのリアルさにびっくり!

 エントランスの階段や玄関ドアを作ったら屋根を乗せ、外に出ている柱や梁を細いバルサ材でしつらえます。煙突を付けたら瓦へ着手。屋根の斜面にギザギザの入った発泡材を重ねて貼っていくと、驚いたことに“瓦屋根”が現れました。どうしてこんなことが思いつくのか……。

屋根を作る
本物の屋根瓦みたいに……(※画像はYouTubeチャンネル/@DIYhobbyから)

 煙突に紙の小片をすき間なく貼り付けたら外観はほぼ完成。次に着色に移ります。もともと段ボール自体が木材のような色をしていますが、色を塗っていくとさらに家っぽく。屋根に色を塗るときは、あえてムラを出しつつリアルな使用感を表現します。まるで何年も住んでいる人がいるかのようですね。また、家の中には飾り用のLEDを仕込んで灯りが点るようにしておきます。

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庭には草花まで……

 家のほうがほぼ終わったところで、既製品のミニチュア樹木に紙を巻きつけて幹の太さを調整します。その枝に綿を接着してからピンク色の粉を振りかけると“桜の花”が……! 幹を着色したら桜の木の完成です。

 ここから仕上げに入ります。発泡材の土台に家を設置したら周囲をざっくりと着色し、緑に塗ったところにはノリで緑色の粉を接着して芝生を表現します。また、発泡剤で作った岩を配置し、茶色に塗ったエリアには砂を接着。

 乾燥した植物の根をツタのように家屋にはわせ、既製品のミニチュア樹木や、茂みに見立てた苔を配置します。茂みにはカスミ草の花を着色して追加します。

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灯りをともせば“帰りたくなる”雰囲気に

 最後に、LEDを仕込んだガーデンライトと桜の木を設置したら完成です! 手入れの行き届いた庭を持つ、古い家のミニチュアができあがりました。そのままでも美しい家ですが、暗くしてLEDを付けるとさらに安らぎを感じる雰囲気を味わえます。この家に帰りたくなる……。

完成
完成!(※画像はYouTubeチャンネル/@DIYhobbyから)

「この家に住みたい」「本当に美しい!」見とれる人続出

 家の主要な部分がほとんど段ボールだけで作られた見事なミニチュア作品に、「この家に住みたい」「まさにおとぎ話だ!」「とても春っぽいですね。本当に美しい」「とても暖かくて居心地の良い家ですね!」「普通の段ボールからこのような傑作を作るなんて、あなたは本物の魔法使いですね!」など称賛のコメントが数多く寄せられています。

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