5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは2022年4月にYouTubeに投稿された、ブーツに深くハマるきっかけになった靴の経年変化や魅力を語る動画です。

「ブーツ沼に陥れた張本人」
投稿したのは、YouTubeチャンネル「想靴【Sou-Kutsu】」。名古屋・栄の靴屋「ネクストフォーカス 栄本店」に勤めるのぞみんごさんが、革靴やブーツ、メンテナンスに関する動画を発信しています。
のぞみんごさんが「ブーツ沼に陥れた張本人」と紹介したのは、レッドウィングの「3343 ブラックスミス」。アメリカ生まれの王道のワークブーツブランドであり、元々ドレスシューズ好きで、また人とかぶるのを避けていたのぞみんごさんは当時一切魅力を感じなかったといいます。

ブーツ沼にハマるきっかけになった靴がこちら
しかし同時にどういう革なのか興味が湧き、レッドウィングの取り扱う革の豊富さに魅力を感じるようになると、その「靴への探究心の強さ」に心ひかれるように。そしてついに2020年11月に購入。それから500日間履き込んだ結果がこちらです。
なお同ブーツはオイルとワックスを豊富に含むカッパー「ラフ&タフ」レザー。そのころはメーカー推奨のメンテナンス方法を知らなかったこともあり、ドレスシューズと同じメンテナンスをして履いていたとのこと。

右下の写真が購入時の「3343 ブラックスミス」
見た目は薄茶色から深いダークブラウンに。美しいツヤも出ていますが、これは履き込んで入念なメンテナンスを続け、長い時間をかけて徐々に出てきたものだとして、「根気と時間」が大事だとしています。

独自のメンテナンス&履き込むことで徐々に変化が

500日で印象がガラッと変わりました
ワックスやクリームでしっかり磨くと光ってくれる“非常にポテンシャルの高い革”だと魅力を語るのぞみんごさん。さらに履き込むと足に沿うように伸びてくる印象で足当たりもよくなり、ソールの中に入っているコルクの沈み込みによって今は自分の足にジャストフィットするように。最初は幅がきつめでしたがそれもなくなったようです。
加えてソールもほとんど削れず、耐久性が高いメリットも挙げています。

さすがのワークブーツといった耐久性の高さです

だんだんとジャストサイズになる楽しみも
「靴に対する価値観を変えてくれた」
そんなのぞみんごさんが愛用し、「靴に対する価値観を変えてくれた」と語るこちらの一足。2024年8月にはさらに2年後、計4年間エイジングした結果も動画でシェアしています。こちらではそれまでのフルメンテナンスから、最低限の保革をする程度に変えたらどうなるのか実験しており、こちらも興味深い内容となっています。

4年間履き込んだ結果も公開しています
最初の動画は現在(記事執筆時点)2万3000回再生を突破し、「良いエイジング」「履かれているツヤ感とても素敵です!」「刺激されました」などのコメントが寄せられています。ちなみに「ラフ&タフ」レザーの本来の風合いを楽しみたい方はメーカー推奨のお手入れ方法を確認しましょう。のぞみんごさんも別の動画で触れているので併せて見ると参考になりそうです。
動画提供:YouTubeチャンネル「想靴【Sou-Kutsu】」さん
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