枯れ草がボーボーで大荒れだった土地を農家の方が整地していく様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で2万9000回視聴を突破し、「凄いです。見応えありました」「きれいになってよかったですね」といった声が寄せられています。

投稿したのはYouTubeチャンネル「三和農園」の河村さん。静岡県焼津市で農業を営んでいる方で、以前は“鶏ふん”と“牛ふん”の違いを教えてくれました(関連記事)。
枯れ草ボーボーの土地を畑に
今回、新しい畑を借りることになったのですが、その土地は足元が見えないほど草ボーボーで大荒れの状態。草刈りをしてトラクターをかけて、一応畑らしくなったところです。
残った作業は3本並んだ木の撤去。特に実がなるわけではないようなので、大きくなる前に切り倒していきます。


この日の計画は上の部分をノコギリで切って、地面を掘り根っこを除去するという流れ。シャベルで根っこを掘るのは大変そうなので、先にトラクターのロータリーで地面を掘っておきます。

シャベルに持ち換えて根っこを掘ってみますが、手作業では難しい様子。体力が尽きてしまいそうなので、もう少し掘ったらロープをかけ、トラクターで引っ張ることにします。

木の幹2カ所にロープを結び付けて、トラクターで引っ張ります。本当は縦に引っ張りたいところですが、そんな設備はないので横方向にグイグイ。しばらく格闘すると、なんとか抜けてくれました。
抜けた根っこは土がたくさん付いていて、一人では動かせない重さ。シャベルで土を落として、ようやく運べるようになりました。


残りの2本は1本目ほど太くないのでトラクターで直接引っ張ることにしましたが、ロープが切れてしまったり、結び直したものが外れたり、悪戦苦闘が続きます。
それでも、なんとか抜くことに成功。3本目はこれまでの経験を踏まえて、片側の根っこを先に切っておき、反対側に引っ張る作戦で挑みます。

トラクターがバックすると、徐々に根っこが盛り上がってきます。「ズボッ」と抜けた時には「おおっ」と声が出てしまいました。

ついに作業が終了
その後、全体にトラクターをかけて作業が終了。この畑はまだ雑草の分解が進んでいないので、今後も月に1回くらいトラクターかけをしていくそうです。
最初は「すごい所を借りてしまった」と思ったそうですが、「コツコツやれば畑に戻すことができる」と話す河村さん。今は有機物が少なくて痩せている土地ですが、何度も作付けして堆肥を入れていくと、いつか確実にちゃんとした畑にすることができるとのこと。期間はおおむね3年と考えているそうです。

「あっという間に綺麗になってる」の声
農業の大変さが伝わってくる今回の動画。コメント欄には「あっという間に綺麗になってる」「かわむらさんは何でもチャレンジするんですね」「荒れた土地からの畑作り、初めてみます」「ロープ結ばれる際は株元に結んだ方が力がしっかりかかるしロープが抜けないです」といった声が寄せられています。
河村さんはYouTubeの他、X(Twitter)(@miwanouen)でも情報を発信中。三和農園公式サイトでは野菜の販売も行っています。
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