“アイスのコーン”に多肉植物を植えていくと……　トキメキが止まらない仕上がりに「とんでもなく可愛い」

　ダイソーが展開する300円ショップ「THREEPPY（スリーピー）」で見つけたアイスクリームのコーンのようなデザインの陶器製カップを使い、多肉植物の寄せ植えをする動画がYouTubeでかわいいと好評です。動画は記事執筆時点で再生数3万5000回を記録しています。

かわいいカップを発見

　投稿したのは、YouTubeチャンネル「【Olive&Succulentgarden】」。ガーデンコーディネーターの資格を持つ投稿者・はなさんが、愛する多肉植物の情報や100均リメイクといった、庭をかわいく楽しむアイデアを発信しています。

　今回はスリーピーで見た目が気に入って購入した「カップ（チョコレート、8センチ）」を寄せ植えの鉢として使う方法を紹介しています。材質は陶器で、普通のカップなので底穴は開いていません。そこで簡単な方法で穴を開けています。

スリーピーで購入した「カップ（チョコレート／8センチ）」を使います

普通の陶器のカップなので底に穴は開いていません

陶器に穴を開ける方法

　まずは底面とカップの内側に布テープをしっかり密着させて貼り、カップの中に土をあふれるほど入れたら、柔らかい土の上にカップを逆さにして置きます。あとは穴あけポンチ（※ほかにも、クギなど金属製のとがったもの）を底の中心に当てて、金づちで「トントントン……」と少し強めにたたくだけです。こうすることで布テープが割れた破片が飛び散るのを防ぎ、土が緩衝材の役割をしてくれます。

　貫通させたら、テープを剥がしてきれいに穴が開いていることを確認。内側の底の表面だけが剥がれてしまっても、鉢として使う分には問題ないので大丈夫です。

投稿主さんはダイソーの「鉄工用ドリル」を使用。金づちで少し強めにたたいたら……

底に穴を開けることに成功

寄せ植えのポイント

　続いてそのカップで寄せ植えをする様子も公開。鉢が深いので鉢底石（軽石）は半分くらいまで入れ、多肉植物向けの土をすれすれまで入れたら、殺虫殺菌粒剤の「ベニカXガード」をその上にふりかけます。

　そしてここで粘りがある培養土のネルソルを使います。一度、別のカップなどでネルソル10：水4の比率で混ぜて、粘り気を引き出してから20分放置。しっかり練ってから手でこんもり盛るようにのせて、そこに多肉植物を挿していきます。乾くと固まって固定されるので、表面をネルソルにすることで形が崩れたりせずにすみます。なお、水を弾きやすいそうで、「鉢底から水を吸わせるといい」とのことでした。

軽石の鉢底石、多肉植物向けの土、粘りがあるネルソルの順

　あらかじめカットしておいた、さまざまな種類の多肉植物を挿していったら、カラフルでかわいらしい寄せ植えが完成しました。スリーピーのカップのデザインもあいまって、見た目がお菓子みたいでとってもキュートです！

　ちなみに使われている多肉植物は、斑入りタイトゴメにレモータ、マジョール、ニジノタマ、プロリフィカ、姫秋麗（ひめしゅうれい）、ルビーパインなどなど。

カットしておいた多肉を挿していったら

とってもキュートな仕上がりに！

　見事な仕上がりに、コメント欄には「とんでもなく可愛い寄せ植え 配色が可愛いすぎます！！」「ネルソル 初めて知りました」「穴の開け方凄く為になりました」「やってみます！」などの声が寄せられています。

　同チャンネルでは、寄せ植えのコツを解説する初心者向けの動画なども公開されています。以前にはダイソーで購入した多肉植物を1年間育てたビフォーアフターが話題になりました（関連記事）。

　ガーデニングや多肉植物に関する情報は、はなさんのブログ「Olive&SucculentGarden」やInstagram（@oliveandsucculentgarden87）でも発信中。SUZURIではグッズを販売しています。

動画提供：YouTubeチャンネル「【Olive&Succulentgarden】」さん