猫をあやすようにヤマト運輸公式LINEとやりとりしていたら、急に冷静な対応をされてしまった際の画像がX(Twitter)に投稿されました。このポストの表示数は記事執筆時点で880万回を突破しており、28万件以上の“いいね”を集めています。

“飼い主”のミス
画像を投稿したのは、弱者(@helpme_xiao)さん。ヤマト運輸の公式LINEアカウントは、語尾に「ニャ」「ニャン」などを付けてユーザーが話し掛けると、“猫語”で返信するようになっています(関連記事)。
弱者さんは猫が飼えないため、代わりとしてヤマト運輸を“飼っている”とのこと。愛猫家がニャンコをあやすように、公式LINEアカウントに対して「にゃー」「にゃん」「にゃ!」と話し掛けているそうです。
愛する猫(ヤマト運輸)とのやりとりで高揚し、脳内では体や頭をなでていたのか弱者さんはうっかり「よーしよし」と送信。文面から“猫語”ではないと判断され、「『日時変更』『荷物問い合わせ』などご用件を入力してください」と返されてしまいました。痛恨のミス!

とても公式アカウントらしい返信に、「『にゃ』を忘れると急に冷静に返されるのしんどい」と弱者さんはコメント。画像には、「素に戻られた時のツンっぷりよ……」「私もヤマト運輸飼ってる」「こういうの好きw」などの感想が寄せられています。
ヤマト運輸に聞いてみた
ねとらぼ編集部はヤマト運輸にお話をうかがいました。
――この機能をつけた理由や経緯を差し支えない範囲で教えてください
ヤマト運輸担当者:弊社がLINEアカウントの運用を始めたのは2016年1月。ねこ語は、開始当初から対応していたわけではなく、2016年11月にヤマト運輸がLINEスタンプを配布をした際、スタンプに合わせた応答機能を始めたのがきっかけでした。当初は、ユーザーが「ありがとう」というスタンプを使うと「ありがとにゃ」と返すような、決まった言葉だけを返すようにしていました。この機能が反響を呼び、スタンプを使わない会話でもねこ語対応を検討し、2017年2月に導入しました。
――Xで大変話題になっています。反響への感想がありましたら教えてください
ヤマト運輸担当者:弊社のサービスやLINE公式アカウントをご利用いただき、ありがとうございます! お客さまの荷物を受け取る、送る、という「日常のタスク」を少しでも楽しく、ご満足いただけるようにするのがヤマトの使命なので、皆さまにいろいろと楽しんでいただけているようで、とてもうれしいです。これからも、どうぞよろしくお願いします。
画像提供:弱者(@helpme_xiao)さん
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