ねとらぼ
2025/03/05 19:00(公開)

“革新的な間取り”の1LDK物件が空間の魔術レベル まさかの技巧派設計に「設計士は天才」「発想にただ驚くばかり」

住んでみたい!

 “革新的な間取り”を採用した賃貸アパートの内見動画がYouTubeで公開され、「こんな部屋に住みたい…」「設計士の方のアイデア? 発想にただ驚くばかりです」など反響が寄せられています。

advertisement

本当に住みたくなる部屋

 動画が投稿されたのは、賃貸アパートの内見動画を多く公開しているYouTubeチャンネル「アパートメントラボ」(@ApartmentLabo)。今回は空間を生かした物件を取り扱うアセットデザインカンパニーが手がけた、2023年1月完成の物件を紹介しています。

革新的な間取りの賃貸アパート
アパートの外観

 玄関を開けると、短い廊下の先には5段ほどの室内階段が見えます。階段の手前を左に曲がると、トイレと浴室のドアがあり、階段のすぐそばには、大人の腰の高さほどの引き戸が設置されています。

革新的な間取りの賃貸アパート
玄関を開けると室内階段。左手には低めの引き戸も

 階段を上ると、木張りの落ち着いた雰囲気のLDK(8.5帖)が広がります。キッチンは独立型になっており、煙や油などが生活ゾーンに広がりにくい点も地味に気が利いています。

革新的な間取りの賃貸アパート
8.5帖のLDK

 キッチンの逆サイドにはさらなる室内階段があり、寝室となるロフトスペース(5.7帖)につながります。ロフトとLDの間には大きめの棚が設置されており、目隠し代わりに物を置けば、寝室のプライベート性を保つこともできます。

革新的な間取りの賃貸アパート
さらなる室内感を登るとロフトが
革新的な間取りの賃貸アパート
仕切りの棚がありがたい

 また玄関から見える室内階段は山なりになっており、降りた先には「HITOMA(ひとま)」という半地下の個室(2.0帖)が用意されています。生活ゾーンとは隔離された空間で、勉強や仕事に没頭できそうです。

革新的な間取りの賃貸アパート
半地下の個室。これはステキだ……
advertisement

空間のムダを徹底的に省いた設計

 HITOMAには、玄関廊下で見かけたのと同じ引き戸が設置されており、開けるとクロークルーム(3.1帖)が広がります。LDの直下に位置しており、クロークを通ることで、玄関からHITOMAまでショートカットできる設計になっています。空間の使い方が上手すぎる……。

革新的な間取りの賃貸アパート
LD直下の空間を活用したクローク
革新的な間取りの賃貸アパート
玄関からの移動ルート

 間取り図では1LDKの28.7平方メートルとなりますが、建築ルールの関係でロフトとクローク分は含まれておらず、実質的には42.9平方メートルという広さに。熊本県熊本市の物件で、家賃は5万円程度とのことです。

advertisement

巧みな設計に絶賛の声

 動画は記事執筆時点で33万回再生を突破。コメント欄では、「面積に含まれない収納スペースすべてに無駄がない…最高です!」「設計士は天才」「この設計士さんが作った一軒家も見てみたい。どんな工夫がされているのか楽しみでしかない」など絶賛の声が寄せられた他、「住んでみたい! って強く思うお部屋です。賃料もウソみたいにお安い」「この美しさ&広さで破格のお家賃」など家賃の低さにも注目が集まっています。

その他の特徴的な間取りのアパート紹介動画

動画提供:YouTubeチャンネル「アパートメントラボ – Apartment Labo.」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.