江戸時代に広く流通した硬貨「寛永通宝」をとことん磨き倒す動画が、YouTubeで4万回以上再生される人気です。見ていて気持ちが良い!

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現代の道具を駆使して細かい溝まで研磨

 さびた料理道具やガムの当たりくじなど、さまざまな物をピカピカに磨いているYouTubeチャンネル「hakaihan(@hakaihan)」の動画(関連記事)。今回は黒ずんだ寛永通宝を、現代の道具や薬品で徹底的に研磨しています。

寛永通宝
黒ずんでいかにも「古銭」といった様子の寛永通宝

 洗剤と重曹で洗浄したら、いよいよ研磨開始。文字の刻印が深く磨きにくいところを、細い工具で削っていきます。

寛永通宝
トイレ用洗剤に漬けてから重曹で処理。入れ物に使った雪見だいふくのパッケージが楽しげ
寛永通宝
かぎ型の工具ですみずみまで
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目の細かい研磨材に切り替えるたびに増す輝き

 黒ずみが落ちたら、今度は研磨材とブラシを使用。ある程度磨いたらきめの細かい研磨材に切り替えてまた磨き――繰り返すうちに寛永通宝は輝きを増していきます。

寛永通宝
研磨材とブラシで全体を研磨
寛永通宝
磨くたびに材質本来のきらめきが

 最後の仕上げを経て、寛永通宝は周囲が写り込むほどピカピカに。その輝きは、「鋳造された当時より輝いているのでは?」「あり得ないくらいピカピカ」と驚きの声を呼んでいます。

寛永通宝
見違えるようにピッカピカ

動画提供:hakaihan(@hakaihan