玄関先で飛べなくなったアゲハチョウを保護→丁寧にお世話したら……　まさかの展開に「涙出た」「ディズニーの世界」

　5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回取り上げるのは、2024年5月にYouTubeに投稿された“羽化に失敗した蝶を育てる動画”です。後日談も含めてうるっとくる……。

羽がクシャっとなり、飛べないアゲハチョウ……

玄関先で蝶を発見

　投稿したのは、YouTubeチャンネル「ぴよのカエルch」のぴよさん。普段はカエルを中心とした愛するペットたちとの日常を発信しています。今回登場するのは1匹のアゲハチョウです。

　この日ぴよさんは、玄関の前で弱っているアゲハチョウを発見しました。どうやら羽化に失敗してしまったらしく、羽が1枚だけクシャっとなっています。

玄関で羽化に失敗したアゲハチョウを発見

右側の羽の一部が縮んだままの状態でした

　心配になったぴよさんはその蝶を保護して、しばらくお世話することにしました。早速花の蜜の代わりにスポーツドリンクを用意して与えてみます。最初はうまく飲めなかったものの、ぴよさんのサポートもあり、ごくごくと飲み始めました。しばらくすると満腹になったようなので、これにてごはんタイムは終了！

保護した最初のうちは食事をサポートしていました

　ちなみにそのころ、ぴよさんの家には羽化を待つサナギがすでに1匹おり、最初はその子が助けを求めに来たのかと思っていました。ですが保護したのは別の子。偶然同じ日に羽化したようで、もともと家にいた子は元気に飛んでいったとのことです。

　また、玄関先で保護した子もしばらくすると元気になりました。さらにすっかり人慣れし、ぴよさんが指を近づけるとすぐに乗ってくれるように。これはかわいい……！

　上記の報告から数日後に公開された動画では、「毎日ごはんをあげていたら、最近サポートなしで飲んでくれるようになりました」と後日談を紹介しています。

エサまで近づけるだけで自分から飲んでくれるように！

　保護当時はぴよさんがサポートしていた食事も1人でできるようになりました。ごはんが終わると「迎えに来てー！」とばかりに足を空中でバタつかせる様子も。これがごちそうさまの合図となっていて、ぴよさんが指を近づけるとすぐに乗り移ってリラックスしています。

食事が終わるとぴよさんを呼ぶ姿が

ぴよさんの指に戻るとリラックスモードに

　毎日のお世話のおかげか蝶は元気いっぱいに。食後には縮んでいない方の羽をバタバタと動かして運動するような姿も披露しています。なんと少しだけですが飛ぶこともできるそうで、動画では実際にぴよさんの手から飛び立つ場面も。保護当時の姿からは考えられない光景に感動していますね！

元気に飛べるようになっていて感動します

「人に懐くんですね！」「ちょっと飛べて良かった」の声

　コメント欄には「人に懐くんですね！」「すごい！　ディズニーの世界だけだと思ってた」「昆虫が苦手で蝶も苦手なのに動画に見入ってしまいました」「羽化に失敗したのは悲劇でしたが、ぴよさんに見つけてもらったのは本当に幸運でしたね」「ぴよさんのゴッドハンドに驚愕」「ちょっと飛べて良かった」「意思疎通出来るのがスゴいですね」などの反響が。

　また、「こんなに綺麗だったんだね…なんか感動した」「感慨無量です」「こんなにも懐いて表情出してくれるんですね、感動〜！」「幼い頃にアゲハをサナギからチョウにした時の嬉しさを思い出して涙が出ました　ぴよさんは凄いですっ」など“感動しました”との声も寄せられています。

　ぴよさん宅のほのぼのする日常はYouTubeチャンネル「ぴよのカエルch」の他、Xアカウント（@PIYO_KAERU）、Instagramアカウント（@piyo_kaeru）、TikTokアカウント（@piyo_kaeru）で公開中。また、フォトブック『ぴよのカエルびより』も販売中です。

動画提供：YouTubeチャンネル「ぴよのカエルch」さん