使い切った梱包テープの芯のまさかの使い道を紹介する動画がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で1万8000回以上再生されています。

*捨てるなんてもったいない!梱包テープの新しい人生
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梱包テープの芯を小箱に改造

 動画を投稿したのは、韓国の伝統的な紙工芸「ハンジ(韓紙)」を使って工芸作品を製作するスーザンさんのYouTubeチャンネル「SUSAN ATELIER」。動画では使い切った梱包テープの芯を使い、牡丹柄の小箱を作ります。

梱包テープの芯
丈夫な芯を使ってなにか作ろうと思い立つ(※画像はYouTubeチャンネル「SUSAN ATELIER」から)

 小箱の底にはハードボード(木材繊維を圧縮形成した板)を使いますが、厚いものだとサークルカッター(円状にカットする器具)の刃が通りません。そこで、薄いボードから何枚か切り出して重ねることにします。

 芯はテープを巻いていた方向に沿って4分の1幅ほどのところでカットし、幅が短いほうをフタにします。

 ただ、そのままだとフタを乗せただけになるので、下になる側の深さよりも少し高くした幅でハードボードを細長くカットし、それを内側にセットします。すると、下になる側の内側が少し飛び出しフタが閉まるようになりました。

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韓紙で表現された牡丹の花

 箱の形ができたところでそこへ薄い紙を貼り、さらにその上から生成りと紫の韓紙を貼り付けます。

韓紙を貼り付けていく
韓紙を貼り付けていく(※画像はYouTubeチャンネル「SUSAN ATELIER」から)

 次に牡丹の花を下書きしたものを韓紙に重ねてカット。花や葉の部分は別の白い韓紙をカットして着色し組み合わせます。これでフタの部分の模様ができ、ティーバッグを入れるのにちょうどいいサイズの小箱の完成です。落ち着いた素材感と色合いでステキだなぁ……!

完成
完成!(※画像はYouTubeチャンネル「SUSAN ATELIER」から)
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「とても美しい!」「感動的だ」

 もとが梱包テープの芯とは思えない出来栄えに、コメント欄には英語や韓国語で「これはとても美しい!」「金の手ですね!」「感動的だ」「本当にとてもステキな小箱」「梱包テープから便利なものが作れるとは思いもしなかった」など称賛のコメントが寄せられています。