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暗い色を使って雪景色を描いていく“おじいちゃん先生”の素晴らしいテクニックが話題となっています。いつもながらすごい技術!
暗い色を使った雪景色の描き方を紹介したのは、水彩画講師のおじいちゃん先生こと柴崎春通(@WatercolorbyShibasaki)さん。驚きの絵画技法を紹介してくれる先生です。
暗い色で雪景色を描いていきます
「雪」というと白を思い浮かべますが、「雪景色」となると白だけではありません。雪の美しさを引き立たせるテクニックは、白を使わずに白を表現することにあります。

真っ白い紙の上にまず置いたのは、遠くにある雪に覆われた丘の色。こちらを白ではなく、暗い緑で表現します。今にも雪が降り始めそうな空を表現するため、濃い色を重ねていきます。これ本当に雪景色になるんですか……?

雪景色で描くべきところは、雪以外のところ
太い筆の先を巧みに使って遠景を描いたら、だんだんと手前の方に向けて色を塗っていきます。雪に覆われた原っぱには、淡い緑や茶色を塗り重ねていくのですが、それは雪原の下には枯れ草や地面の凸凹があるからです。そのさまざまな色が、上に積もった雪の色に影響を及ぼすということですね。


線を描かずとも枯れ草や影を描くことで、そこに小道が見えてきます。小道には凸凹がしっかりと存在していて、露出した硬そうな地面が歩きづらさを感じさせます。寒々しい空気感まで伝わってきますね。

雪を描かない雪景色の完成!
どんどんと暗い色を塗り重ねていきますが、塗りすぎない程度でやめておくのがセンスの見せ所。完成した絵は、白い絵の具を使っていないのに確かに雪景色になっていました!

暗い色を使って雪景色を完成させた技術には「あらためてプロの方の絵って凄い」「塗ってないないところが雪になるように仕上げれるのスゴすぎる!」「本当の雪景色を見ているようです! 凄い」「一度も白を使ってないのにみるみるうちに雪景色が出来上がったの凄いです!」などの絶賛するコメントが寄せられています。やっぱりおじいちゃん先生はすごかった。
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動画提供:柴崎春通(@WatercolorbyShibasaki)さん
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