ねとらぼ
2025/03/11 15:30(公開)

化学肥料から作った小さな結晶が…… 時間をかけて大きくきれいに“成長”させる実験に「素晴らしい」「リラックスできます」【海外】

こんなに成長するんだ。

 化学肥料から美しい結晶を作る実験動画が、YouTubeで「試してみたい」「リラックスできる」などと反響を呼んでいます。

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一般的な化学肥料を使って結晶作りにチャレンジ

 動画を投稿したのは、さまざまな結晶を作るシリーズで人気の海外YouTubeチャンネル「Crystalverse」(@the_crystalverse)。今回は、一般的な化学肥料として用いられる「リン酸一アンモニウム」を使った結晶作りにチャレンジしました。

 100ミリリットルの水と60グラムの肥料をビーカーに入れて、ひとかけらのミョウバンを加えます。これによって溶液をわずかに酸性化させるといいます。

3日目時点で生まれた結晶

 ホットプレートで加熱して完成した溶液に、少量の肥料を追加したら、あとは経過を観察するだけ。これで結晶ができるのでしょうか……?

 観察開始から3日が経過すると、ビーカーの底や周りには小さな結晶ができ始めます。それを新しく作った溶液に入れ、より大きな結晶へと成長させます。

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小さな結晶を成長させ続けた結果……

 さらに2週間が経過すると、溶液に入れた結晶は大きく育ち、形もきれいに成長。また、容器のフチには白い樹木に似た突起状の結晶も生まれています。これは溶液が毛細管現象により引き上げられ、乾いたことで形成されたものです。

結晶は成長し、ふしぎな突起も生まれています

 形の良い結晶を選び、残った溶液とともに別のビーカーに移して、さらなる成長に期待して観察を続けます。さらに10日が経過すると、結晶はさらに大きく成長しましたが、まだまだ目標の大きさには届いていないようで、溶液を追加してさらに寝かせることにします。

ビーカーを覆い隠すような樹木状の突起が

 最終的に2カ月を費やした結果、すくすくと育った結晶体は手のひらサイズにまで巨大化。ちいさなかけらがここまで大きくなるなんて驚きです。

完成した結晶
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「博物館にも飾れそう」「きれいに仕上がりましたね!」

 結晶の成長を見守る動画に、コメント欄には「きれいに仕上がりましたね!」「試してみたい」「博物館にも飾れそう」「美しくてリラックスできます」「素晴らしい動画!」などの声が寄せられました。

 Crystalverseは、ほかにもさまざまな物質から美しい結晶を作る動画をYouTubeに投稿しています。

画像はCrystalverseのYouTubeより引用

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