旅先で見つけた“元役場っぽい建物”をよく見たら……。“屋根瓦”のまさかの表記がX(Twitter)で反響を呼んでいます。こんなの初めて見た。

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旅先で見つけた珍しい屋根瓦

 投稿者は、“道路”が趣味だというXユーザーのぼんた(@KumanoBonta)さん。全国各地の約40もの街道を歩いたことがあるそうです。

 今回注目を浴びているのは、ぼんたさんが友人らと福井県へ旅行に行った際の一幕です。鯖街道をたどり、三方上中郡若狭町の熊川宿を訪れたぼんたさんたちは、「若狭鯖街道熊川宿資料館(宿場館)」に立ち寄りました。

 資料館は歴史を感じる建物で、「元役場っぽい建物だな」と思ったとのこと。実はこの建物、屋根瓦をよく見ると……。

役場っぽい建物だと思ったら……
古い元役場のような建物だと思ったら……

 なんと、ぼんたさんの友人が、瓦の1つに「役場」という文字が堂々と刻まれているのを発見! この建物はもともと村役場だったそうですが、瓦にまで“役場”の文字が刻まれているとは驚きですね。

役場っぽい建物だと思ったら……
瓦に「役場」の文字が!
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1940年に建てられた“元”村役場

 この“元役場”は、西洋文化が積極的に取り入れられた1940年に建てられたとのこと。当時の影響を色濃く残した和洋折衷のデザインになっており、現在は熊川ゆかりの資料が展示された資料館になっています(参考)。

 古くから若狭と京都との交易拠点として発展した熊川宿は、1996年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。2015年には、熊川宿を含む「鯖街道」が日本遺産第1号に認定されました。

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主張の強い瓦に反響

 現代ではなかなか見られない趣のある光景に、Xでは「これは……かっこよ……」「瓦が主張してる」「良い佇まいですね」「『役場印の瓦』……生まれて初めて見た……!!」といった反響が寄せられています。

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ネットの反応

画像提供:ぼんた(@KumanoBonta)さん