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入園・入学準備に忙しくなるこの時期、ミシンいらずの子ども服サイズ調整ライフハックがInstagramで話題になっています。投稿は記事執筆時点で31万回以上再生され、「天才!!」「もっと早く知りたかった!」と感動のコメントでにぎわっています。
ついつい大きめサイズを買っちゃうけれど……
全ママ垂ぜんの「サイズ調整テク」とは?
親の想像以上のスピードで成長する子どもたち。特に未就学児の間は、ピッタリサイズの服だと1年もたたずにサイズアウトしてしまいがち。ちょっと大きめを買って、少しでも長く着てほしいというのが親心というもの。
とはいえ、大きめを買うとサイズ調整が大変……という全ママが首をもげるほどうなずくお悩みを、簡単に解決する方法をInstagramユーザーのゆの(@yuno_ikuji)さんが提供してくれました。

100均でそろう材料
今回ゆのさんが紹介したのは、特に園でよく着るブラウスとスモックの袖を調整するテクニック。用意するのは、印付けのためのペン(後で消せるチャコペンなど)、針と糸、ゴムベルトだけ。どれも100均でお手軽にそろう手芸用品ですし、すでに家にあるという人も多そうな材料ですね。
まずは、ブラウスの袖あげからスタート。裏返したら、前後の肩の縫い目に沿って、縮めたい長さの半分のところに、縫い目を中央にして6センチの長さの線を引きます。縮めたい長さをチェックしてから作業すること、また印は縮めたい長さそのままではなく、「半分」にすることに注意!

肩側の布と、袖側の布を重ね、先ほど描いた線のところを縫っていきます。動画では「袖口(※)」となっていますが、この場合は肩口=アームホール(袖と胴体の布を縫い合わせた線)の縫い目に沿って布を折り返し、布の表側がきれいに重ね合わさるようにするとキレイ。
※袖口:袖から腕や手首が出る口の部分のこと。ノースリーブなど袖のない衣服では袖口=肩口となることもある

ブラウスを表に返したら出来上がり! ちょうど肩のところにタックを寄せたような状態になっています。

肩回りはそもそもしわが寄りやすいからか、タックの存在感はほぼゼロ! 広げて見てみても、違和感のない仕上がりです。

タックがブラウスの襟の下に入るので、見た目には全く分からないほど。たった数センチ縫うだけでこんなに印象が変わるとは驚きです。

スモックの袖調整
次はラグランスリーブのスモックの袖を調整していきます。こちらはアームホールがないので、ブラウスのように肩の下に畳み込むスタイルではない方法がよさそうです。

ゆのさんは、袖の中心線に沿って、裏側に平ゴムを仕込むことで袖丈を調整する方法を紹介しています。まず、短くしたい長さ(動画では10センチ)の平ゴムをカットし、ゴムの片側を肩の根元側にし、中心線に沿うように止めます。

短くしたい長さの半分(動画では5センチ)のところで布を折り畳み、折り目を平ゴムを縫い付けた部分に寄せます。中心線をそろえてキレイに畳み込んだら、平ゴムの逆サイドを袖に縫い付けます。袖にゴムを縫うときは、袖口かアームホール側から手を突っ込んで、反対側の袖を縫い込まないように注意が必要です。

平ゴムがクリップタイプのアームベルトのような役割をして、袖丈をちょうどいい長さにキープしてくれます。

ゆのさんが「色んな方法見たんだけど、ブラウスはこれが1番目立たないし、簡単そうやった」と紹介したアイデア。園服以外の洋服にも応用できそうですね。
「天才!」「やってみます!」
ゆのさんの紹介したお手軽テクニックには、「天才!」「やってみます!」といった現役園ママの声や、「20年前に知っていれば……!」「もっと早く知りたかった」といった子育て卒業ママからの声が続々。
ゆのさんのアカウントでは、この他にもブレザーやつりスカート(ズボン)といった園服改造テクニックなど、ママたちに向けてすてきなライフハック情報をたくさん投稿しています。
画像提供:ゆの(yuno_ikuj)さん
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