漫画雑誌『りぼん』(集英社)で1990年代に人気だった“応募者全員サービス・プレゼントのグッズ”を紹介する動画がYouTubeチャンネル「ぱんくま」に投稿されました。小中学生のころを思い出す懐かしいアイテムの数々に、動画は記事執筆時点で20万5000回以上再生されています。
人気を博した“応募者全員サービス”
投稿者は、かわいいモノを集める、使う、収納するのが好きなコレクターのぱんくまさん(@pankumacollection)。今回紹介する応募者全員サービス・プレゼントのグッズ(以下、全プレ)は、主に1993年〜1997年のもので、ぱんくまさんは実家に保管していたグッズや、漫画好きの友人が処分する前に譲り受けたものを持ち帰ってきたのだそうです。

保管していた付録の中には、「応募者全員サービス応募用の封筒」が。応募券を切り取って切手と宛名用紙を入れて郵送するのが当時の応募方法でした。当時は付録規定の制約などで、バッグやポーチ、財布を付録として付けることが難しかったため、「切手・応募券・あて名シール」を同封して申し込む全プレが人気を集めていたのです。
1993年〜1997年代の歴代グッズ
1994年3月号では、ミニトートバッグ&ハンカチの「りぼんっ子セット」が大人気で、全プレ史上一番応募が多かったアイテム。ぱんくまさんは、当時『ママレード・ボーイ』の小石川光希ちゃんを選んだそうです。


1993年12月号の全プレは、『ママレード・ボーイ』と『天使なんかじゃない』の缶ペンセット。色ペン、鉛筆2本、定規、消しゴムのセットで、細部まで凝ったデザインがまさに大サービス!


1996年2月号では、『ご近所物語』の幸田実果子ちゃんや『ベイビィ★LOVE』の有須川せあらちゃんの折りたたみ財布が。かわいいだけでなく、小銭入れなどの収納ポケットが充実している印象です。


ぱんくまさんが特に好きだったのが、1993年10月号の「くいしんぼバッグ」。容量が大きくて使い勝手もよく、どのデザインにするか悩んでしまいますね。当時はクラスでも持っている子が多かったそうですよ。



「記憶が蘇りました」「太っ腹な企画だったんですね!」の声
動画では、ほかにも「おしゃれウォッチ」「夏色パース」「アラーム時計付きハッピーリング+コンパクト」といった歴代の人気グッズを数多く公開しており、コメント欄では「ドンピシャ世代だから懐かしい!」「色々記憶が蘇りました」「大人でもこんなに綺麗に保存できる自信ない」「当時はまだ小さくて切手代高いと思ってたけどグッズ+送料と考えたら太っ腹な企画だったんですね!」「漫画も付録も保存状態良すぎです! 主さまがいかに大切に扱っていたかがうかがえる」などの反響が寄せられています。
以前には、100円ショップの便利な収納ボックスを紹介した動画も話題となったぱんくまさん(関連記事)。同チャンネルとX(@clipnotebook)、Instagram(spoonhomeblog)でも情報を発信している他、100円ショップの収納グッズを探せるサイト「モノサイズ」や、収納アイデアなどを紹介するブログ「スプーンホーム」を運営しています。
「ぱんくま」動画まとめ
動画提供:YouTubeチャンネル「ぱんくま」さん
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