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森の中で集めた木と石を使って“あるもの”を建築する様子がYouTubeに投稿されました。自然と向き合って淡々と作業する姿も反響を呼び、記事執筆時点で1240万回再生を突破、12万件を超える高評価を獲得しています。
森の木を丸太にして骨組み作り
動画が投稿されたのは、森の中で調達した材料を主に使用して建物を作る様子を公開しているYouTubeチャンネル「Lesnoy」。今回は1人で30日間かけて、山の斜面に木と石の家を建てるようです。

まず、家を建てる場所に目安として杭を打ち、土を掘ってそこを水平にならします。次に伐採した低木を手ごろな長さに切って杭として打ち込み、そこへ細長い木をからめるようにして横方向に積んでいきました。こうして作った塀は土が低いほうへ崩れてこないようにする“土留め”として使用します。
次に家屋の柱を立てます。少し太い木を伐採し表皮を剥いて丸太にしたら、杭にしたときに土に埋まるところをたき火であぶって焦がします。これは腐敗を防ぐための処理です。杭を設置したらその上端に丸太の梁(はり)を渡し、さらに丸太で屋根の骨組みを作りました。

かまどと外壁を石+泥で作る
ここからは屋内にも着手。まず、れんがくらいの大きさの石を集めて粘土質の泥で固めながら積んでいき、煙突付きの“かまど”を作ります。それに並行して、家の外壁作りも開始。こちらは少し大きめの石を使います。

壁作りの際には、板で作った窓枠も登場。壁にしっかり固定して、同様の板で屋根も作りました。壁と屋根が付くとかなり家らしくなりましたが、作業はまだまだ続きます。屋根には防水シートを固定してその上に土を広げ、さらに石と苔(こけ)でおおいます。
家具も全て手作り
屋内の床は平らな石を泥で固定して敷き詰め、窓には透明なビニールシートを固定。家の横側の窓は観音開きで開閉できるようにしつらえました。さらに、テーブルとチェア、ベッド、玄関ドアなどを木材で作って設置したら家屋の完成です。


加えて、周辺の土留めを土や石で補強し、家の前のスペースに石畳と屋外用のテーブルとチェア、ベンチ、たき火をするファイヤーピットを作ったら作業終了。メルヘンテイストも感じられる森の中のステキな家が出来上がりました。
「うわーすごい!!」「尊敬!」の声
コメント欄には「うわーすごい!!」「尊敬!」「おとぎ話に出てくる家みたいですね」「ただただ魅了されました」「特に外観のデザインがステキです」「全体的に信じらません!」「壮大で美しい」「とてもとても感動しました」「魔法のようですね」「夢中になって見てしまったよ」などの声が寄せられています。
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