“おどろきの場所”で再就職した電車が、X(Twitter)で「ナイスなデザイン」「ロマンある」と話題になっています。
引退した車両を再利用した自販機
投稿者は、鉄道やクルマが好きなYouTuber・がみぃ〜(tsubasa6417)さん。ある駅で見つけた、すこし変わった見た目の自販機の写真を自身のXアカウント(@JY09gami3)に投稿しました。

自販機が置かれているのは、東京メトロ銀座線の溜池山王駅。「溜池山王」という行先表示器(方向幕)や東京メトロのロゴ、車号銘板などが取り付けられていて、まるで本物の電車のようです。
それもそのはずで、この自販機は1983年から2017年まで、実際に銀座線を走っていた「01系」の部材を再利用しているのです。
新車の導入によって01系は惜しくも引退してしまいましたが、同じ場所で「再就職」を果たしたとも言えますね。

飲料の取り出し口の上に装着されているのは車号銘板と車両銘板。もともとは6両編成で、1両当たりの定員は102人でしたが、自販機として再就職するにあたって「一人一人と向き合う」という思いから「1人」になったんだとか。

ほかにも重量は29.3トンから0.3トンへ、かなりスリムになりました。さらに型式も「01系」から「36TPB」となっています。これは自販機としての新しい型式名なのでしょうか。
「熱いんだよね。おもい」などと反響の声
生まれ変わった01系車両の姿に、Xでは「現地に行って実物を見てみたい」「実物見に行こう」「今度見に行ってみよ」と見に行きたいという声のほか、「かっくいー!!!」「BOSSさ、熱いんだよね。おもいが」「ナイスなデザイン」といった反響が寄せられています。
引退した車両がこうして形を変えつつも同じ場所で「再就職」しているって、なんだかうれしい気分になりますよね。
画像提供:がみぃ〜(@JY09gami3)さん
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