ねとらぼ
2025/04/08 19:30(公開)

「もうコイツ本当に嫌」 家庭菜園の“一番厄介な虫”→今からできる効果的な対策に「ホンマやばい」「試してみます」

産卵前にやっておこう。

 植物を食い荒らす“家庭菜園の厄介者”を防除する方法がYouTubeで紹介されました。動画の再生数は、記事執筆時点で6万6000回を超えています。

【そろそろやろう】コガネムシ対策は結局これが一番効果あります
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産ませないのが一番

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」のザキさん。主にプランター栽培に関する知識を実演しながら紹介しており、以前には「桃の苗を購入した初心者に育て方を教えてくれる動画」が話題になりました(関連記事)。

 今回は、コガネムシの防除方法を紹介。家庭菜園で一番厄介な虫ともいわれるコガネムシが産卵する前に実施してほしいと呼びかけています。

植物を食い荒らすコガネムシの防除方法を紹介
コガネムシの産卵前に対処しよう

 コガネムシは地中に卵を生む昆虫。非常に食欲旺盛であり、7〜8号(直径21〜24センチ)の鉢に2匹、場合によっては1匹でもいると根は食べ尽くされ、植物が高確率で枯れてしまうといいます。

鉢植えの植物はコガネムシに食べ尽くされ枯れてしまう
コガネムシの食欲はすさまじい

 市販の薬剤を用いる手段もありますが、他の虫に比べてコガネムシにはあまり効き目がなかったり、散布が可能な植物が限られていたりといったデメリットも。ザキさん自身は、“物理的に防除してコガネムシに卵を産ませないこと”が最も効果的な対処法だと考えているそうです。

卵を産み付けられないようにするのが大事
そもそも産ませないのが一番の対処法

 そこで実演するのは、100円ショップなどで販売されている虫よけシート、不織布、ネットなどで株元をガードする方法。虫よけシートは表面が銀色で光を反射するので、植物の根元を覆いつつ虫の接近自体を許しません。

鉢植えに銀色の虫よけシートを敷いた状態
虫よけシートは効果的

 不織布の場合は、植物の根元に重ねて使用。布が緩く重なり合ってフワフワの状態になることで虫の接近を阻止します。ネットも鉢を覆うように使えばガードできますが、目が大きすぎたり地面との距離が近すぎたりすると、ネット越しに卵管を差し込まれてしまうため覆う際には注意が必要だとしています。

鉢植えに不織布を敷き詰める方法を紹介
不織布を使う方法も紹介
鉢植えに不織布を敷き詰める
敷いて根元に近づけさせない
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効き目がなかった対策法も紹介

 なお、過去に見聞きした「ミントの香りで近寄らせない」「バークチップを敷いて潜らせない」などの対処法は全く効果がないとのこと。育てていたミントは思い切り根を食べられてしまい、バークチップは隙間から入り込まれて卵を産み付けられた経験があると明かしました。

鉢植えをネットで覆う際は端部を固定すると良い
ネットで覆う場合は端を固定しよう

 参考になるザキさんのコガネムシ対策に、コメント欄では「物理的にシートで覆うのが良いですね」「木の根を食い尽くすってホンマやばい」「近々レモンやイチジクの植え替えをするので、試してみます」といった声が寄せられています。

 ザキさんは、アブラムシやヨトウムシなどの害虫対策もYouTubeチャンネル「ザキ’s Garden」で発信中。また、大阪府内の店で料理長を務めており、本格的な料理術を発信する「ザキ's kitchen」、愛猫たちとの日常がみられる「7匹の猫の奴隷」でも動画を公開しています。

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「ザキ’s Garden」動画まとめ

【被害ゼロ!?】視聴者から教えてもらったコガネムシの幼虫の防除・対策を紹介します
【アブラムシにお困りの方】家にあるコレで速攻で駆除・対策できます【殺虫剤】
【その油断が命取り】玉ねぎにつく害虫たちを紹介します【対策】

動画提供:YouTubeチャンネル「ザキ’s Garden

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