「これはただのおにぎりに見えますね」→実は……　「号泣するヤツだ！」」「100万円の価値がある」正体に12万いいね

　何気ないおにぎりの写真が実は……。ほっこりと心温まるエピソードがX（Twitter）に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿のリポストは6400回を突破し、“いいね”は12万件を超えています。これは確かに世界一。

「これはただのおにぎりに見えますね　しかしその辺のおにぎりとは訳が違うのです」

皿に乗っているおにぎりは……

　投稿者は小学生の兄弟を育てるママ・かん也つ（@kansetsu_pokiri）さん。SNSでは日常のさまざまな出来事を発信しており、以前には白砂糖ではなく三温糖を使っている理由に多くの人から共感の声が寄せられました（関連記事）。今回話題になったのは、おにぎりを捉えた1枚の写真です。

優しさいっぱいの「世界一おいしいおにぎり」

　「これはただのおにぎりに見えますね」というかん也つさんの言葉の通り、そこにあったのはラップに包まれたごく普通のおにぎりでした。しかしこれは「その辺のおにぎりとは訳が違うのです」とのこと。いったいどういうことなのかというと……。

　実はこれは、遅番で帰りが遅くなるかん也つさんのため、小学6年生の長男くんが「疲れたお母さんに夜食を用意しよう！」と自分でご飯を炊き握ってくれたものだったのです！　おにぎりの後ろには「テヘペロ」と照れているようなかわいいイラストと「大きくなってしまいました」の一言が書かれた手紙が……。かん也つさんはこのおにぎりに「世界一おいしいおにぎりです」とコメントしています。間違いないですね！　

　かん也つさんは早番で長男くんと直接会って話すことができなかったため、置き手紙を残しました。それは「ありがとう」というお礼と「ごはんの炊け具合もにぎった固さも全部が最高で泣けるぐらいおいしかったよ。あと100コたべれる」という言葉。そして泣きながら「うまいうまい」と食べているイラストでした。きっと会わなくても心優しい長男くんにはかん也つさんの深い思いが伝わったことでしょう。

これは泣く

息子さんの優しさに涙

　この投稿には「これ号泣するヤツだ！」「100万円の価値があるおにぎりだー！！！」「おにぎりはもちろん、このイラストとメモにも泣けます」「え、世界三大豪華飯の一つじゃないですか！（あとの2つは知らない）」「幸せのお裾分けありがとうございました」「これを最も美味しく食べられる者も、世界に唯一人だけなんですよねぇ」「ステキなエピソード」「やさしい世界」「おにぎりはもちろん、このイラストとメモにも泣けます」といった声が寄せられています。このおにぎりの味は、ずっと忘れられないものになりそうですね。

　なお、かん也つさんは心を打ちぬいたこのおにぎりをアクリルキーホルダーにすることにしたそうです。グッドアイデア！　X（Twitter）アカウント（@kansetsu_pokiri）では、この他にも家族との日々の出来事が多数公開中です。