ねとらぼ
2025/04/11 11:10(公開)

砂岩に覆われた石→磨いたら…… まさかの“正体”にびっくり「まるで虹のよう」「なんて美しい!」【海外】

これぞ匠の技。

 グレーの砂岩に覆われた石を丁寧に磨きあげ、“美しい宝石”へと変化させていく動画がYouTubeで16万回再生されるなど人気を呼んでいます。

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“オパールのエキスパート”が原石を研磨

 動画を投稿したのは、30年以上のキャリアを持つオパールの専門家・ジャスティンさんのYouTubeチャンネル「Black Opal Direct」(@blackopaldirect)です。研磨するのは、1000ドルで手に入れたというオパールの原石で、オパールの産地として有名なオーストラリアの「ライトニングリッジ」で採れたもの。原石の時点でキラキラとした鮮やかな光彩を放っています。

原石から宝石を磨きだす(オパール)
すでにきれいなオパールの原石

 まずは、石の表面に付着した砂岩部分を「ダイヤモンドホイール」と呼ばれるグラインダーで大まかに切除。続いて600番の紙やすりで、必要な部分を削ってしまわないよう注意しながら作業を進めます。

原石から宝石を磨きだす(オパール)
砂岩部分をグラインダーで切除

 次第に砂岩の下から黄色や緑、金、オレンジといった見事な色彩が顔を出してきました。これを見たジャスティンさんは、だ円形にカッティングにしていくと決めたようです。

 とはいえ、中にまだどれだけの異物が含まれているか分からない状態。ジャスティンさんが思い浮かべている完成形になるべく近づけるべく、ここからは、今まで以上に慎重に研磨を進めていきます。

原石から宝石を磨きだす(オパール)
丸みを帯びただ円形になるように削る

 宝石を木製の棒に接着し、研磨機の角度を細かく調整しながら、グラインダーに押し当てます。いよいよ美しいだ円形がみえてきました。

 最後に、グラインダーのディスクに磨き粉をつけ、しっかりと磨きあげていくと、キラキラと光り輝く、3.14カラットのステキな宝石が完成。見る角度によって、さまざまな色に輝いています。1000ドルで手に入れた原石は結果、販売価格にしておよそ2000ドルのクリスタルオパールになりました。匠の技、本当にすごい!

原石から宝石を磨きだす(オパール)
美しい宝石に仕上がりました
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「最後の仕上げ磨きが大好き」

 動画には、「まるで虹のようだ」「素晴らしいカット!」「なんて美しい!」「大好きすぎる」「最後の仕上げ磨きが大好き」「有機的な形が気に入りました」といった多くの称賛が寄せられています。

 YouTubeチャンネル「Black Opal Direct」(@blackopaldirect)では他にも、さまざまなオパールを原石から丁寧に磨き上げていく様子を紹介しています。

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「Black Opal Direct」の他投稿

画像はYouTubeアカウント「Black Opal Direct」(@blackopaldirect)より引用

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