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手のひらにすっぽり収まるほどの、小さなおむつに込められた思いとは……。Sサイズより小さいおむつを紹介するママの動画が、Instagramで114万回以上再生(記事執筆時点)されるほど話題です。これは感慨深い……。
知らない人も多い“小さなおむつ”
投稿者は、4歳と1歳の子どもたちのママ・Nijiiro+iro(にじいろといろ/@nijiirotoiro__kuu)さん。Instagramでは、赤ちゃんの手形・足形を再現したフラワー刺しゅうを中心としたハンドメイド作品を公開しています。
今回話題になっているのは、「知っていましたか? 赤ちゃんのおむつのサイズは、新生児・S・M・L・BIG……だけではないんです!!!」と公開した動画です。一般的に店舗で見かけるのはこの5種類が中心のような気がしますが……?
動画冒頭には、両手のひらにすっぽり収まってしまうほど小さなサイズの紙おむつが登場。実はこれ、小さい体で生まれた超低出生体重児の赤ちゃんのための“6Sサイズ”(500グラム未満用)なのだそうです。
※出生体重が2500グラム未満で低出生体重児、1500グラム未満で極低出生体重児、1000グラム未満で超低出生体重児と呼称(参考:厚生労働省)

小さく生まれた赤ちゃんのための特別サイズ
Nijiiro+iroさんの次男くんは早産のため低体重で生まれ、この1つ上の“5Sサイズ”を使っていたとのこと。こちらも一般的に想像するおむつよりはるかに小さいサイズですが、次男くんにはそれでも大きく、折り返して使っていたこともあったそうです。

その後、少しずつ次男くんが大きくなっていくにつれ、だんだんとおむつもサイズアップ。1歳になった現在は、“Mサイズ”のおむつを使用しているそうです。

Nijiiro+iroさんによると、この小さなおむつは「小さく生まれた赤ちゃんたちのデリケートな肌を守り、必要な睡眠を邪魔しないための設計がされています」とのこと。自身の息子が当事者とならなければ深く知らなかったであろう“小さなおむつ”について、「少しでも知ってもらえたら」との思いで今回の動画をまとめたといいます。

小さなおむつを知る人からも知らない人からも大反響
コメント欄では、「これは感慨深い。ご両親も、頑張られましたね!」「ダメだ、オムツ見ただけで泣けた」「知らず知らず涙が出て来て胸がいっぱいになりました」といった感動の声が。小さなおむつを初めて知った人からは、「こんな小さなオムツがあったんですね!」「はじめて知りました」と驚く声も上がっています。
また、低出生体重児用の小さなおむつがなかった時代を経験した人も多く、「23年前に産んだ娘の時のNICUでは生理用品を使ってましたよ 今はいいものがあるのですね」「20年前は一般に売られている新生児用の下に、病院用の『新生児用小さめ』というのしかなくて、その小さめでもおむつというよりお布団みたいでした!」といった体験談も寄せられています。
実際に小さいおむつにお世話になったというコメントも多数あり、「三男が548グラムで生まれました。6S〜Lサイズまで飾ってあります」「小さなオムツを見ると胸が熱くなります」という声も。その他、小さいサイズを展開しているメーカーに感謝する人や次男くんの成長を応援するコメントなど、さまざまな反響が上がっています。
Nijiiro+iroさんの子育て投稿まとめ
動画提供:Nijiiro+iro(@nijiirotoiro__kuu)さん
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