築80年の古民家にあった“謎空間”の動画が、Instagramに投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で50万回を超えており、4000件以上のいいねを集めています。

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0円で引き取った家に“謎の部屋”

 投稿者は、すし職人の経歴を持つ「田舎のかずみ」(ig.kazumi)さん。築80年の古民家を0円で引き取り、「昭和レトロ寿司民泊」として活用しています。

築80年の古民家を0円で引き取った投稿者
築80年の古民家で見つけたもの

 同物件の間取りを見ると右上に奇妙な空間があります。左上にあるトイレをはじめとし、それぞれの空間には「和室」「洋室」「押入」と名前が付けられ色分けされていますが、この部屋だけは何も書かれていません。

築80年の古民家の間取り
間取り図の右上にある謎の空間
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謎空間に行ってみると……

 状況を確かめるべく、かずみさんは現場へ。扉の先には薄暗い部屋があり、壁には用途不明の物体が備え付けられていました。一部が欠けてしまっているその物体は、変わった形の花瓶にも、手洗いにも見えますが絶妙な形とサイズで断定ができません。何なんだろう……。

謎の空間へ続く扉
扉の先は……
築80年の古民家にあった不思議な空間
薄暗い“部屋”
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どの家にもあった“新築のころ”に思いをはせる

 かつては何らかの目的で使われ、今もその一部が残っている謎空間。今回の発見を通じて、かずみさんは80年前の新築だったころや、いつかは訪れる“自分がこの家を去る日”に思いをはせています。

窓が1つあり、ドアが2つある部屋
ドアは2つある
壁に設けられている物体
花瓶か、それとも流しか
80年前の新築時に思いをはせる投稿者
この家もかつては新築だった
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「これはねえ……」「うちも築70年で」経験談と“アンサー”集まる

 コメント欄には、「何だろう?」「トイレとはちょっと違う感じ」「ちょっとこわい……」などと不思議がる声がたくさん。しかし、「典型的な農家住宅の間取りですね!」「手前のは花瓶 手洗いではなくおそらく子ども用小便器」「トイレですね。怖くないから大丈夫」「昔の農家は外から入って使うトイレが有ったんですよ」「玄関を汚さずにトイレに行くための間取りです」などの“アンサー”と思しきコメントも集まりました。勉強になりますね。

 田舎のかずみさんは、TikTok(@luckykazumin)アカウントも運営中。Instagramでは、民泊に対する思いや田舎暮らしの様子を発信しています。

動画提供:田舎のかずみ| 古民家|昭和レトロ|田舎暮らし(ig.kazumi)さん