半世紀以上モノづくりに携わる70代と90代の仲良し3人組が、“古い着物”を使って作ったのは……? 思わず感動するリメイク作品がYouTubeに投稿され、注目が寄せられています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「タヌちゃん」。同チャンネルでは、半世紀以上モノづくりに携わってきたという「工房のらにんじん」の70代&90代の女性3人が、ハンドメイド作品を作るVlogなどを発信しています。
小紋をリメイク
今回は、小紋と胴裏(着物の胴の部分に使う裏地)のリメイク作品を紹介。まずは、以前制作した青系小紋のリメイク品であるワンピースに合わせる、ストールを作っていきます。ワンピースを作ったときに残った布を接ぎ、ミシンで縫い合わせていきます。

現在3人は春の作品展に向け、グラニーバッグを制作しているそうです。しかし、帯と家具生地(張地)の組み合わせに手を焼いていて、思うように作業が進んでいない様子。布を組み合わせながら、ああでもない、こうでもないと悩む3人の表情は真剣そのものです。

相談の後は、ストール作りに戻ることに。ストールを縫う際は表に返すため、5センチくらい開けておくといいそうです。アイロンをしっかりかければ縫わないほうがキレイに仕上がるそうですが、今回は手縫いで仕上げることにしたのだとか。

話しながら作業を進めていくと、小紋を使ったストールが完成。前回作ったワンピースにストールを合わせると、とってもいい感じの仕上がりになりました。その後はおやつを食べながら、豚汁や減塩について熱く語りあう3人なのでした。


胴裏のリメイク
翌日、胴裏のリメイクとグラニーバッグの制作に取り掛かるようです。井上さんはグラニーバッグに、残る2人は胴裏に取り掛かりつつ、「いいと思った型紙ではいろいろなものを作ってしまう」「やらなきゃダメ」「失敗しなきゃ上手くならない」と、さまざまな物事に役立ちそうな話を聞かせてくれます。

実は以前から「胴裏を使ってシャツを作ればいいのではないか」と思っていたけれど、一度も作ったことがなかったのだそうです。そこで今回は「ちょっとやってみたい」という好奇心の赴くまま、シャツ作りに挑戦します。
しかし、使おうと思っていた胴裏のサイズが少々ギリギリだった様子。3人であれこれと相談しながら試行錯誤をして、作業を進めていくこと数日後……。とってもすてきな胴裏のリメイクシャツが仕上がりました。襟は生地に合わせたデザインで作り、ボタンには貝ボタンを採用したそうです。

その後は柿渋染めを用いたカヤのコサージュを作ったり、男物の長じゅばんをジャンパースカートにリメイクしたりする場面を見せてくれました。


そして、さまざまな色合いや模様の布を出してきては組み合わせ、苦戦しながらもなんとかグラニーバッグ用の布を選び終えた様子。みんなで悩みに悩んだグラニーバッグがどんな仕上がりになるのか、楽しみですね。

着物をリメイクしたり、小物を作ったり、おやつを食べたり……見ているだけでほっこりと癒やされる3人の活動は、YouTubeチャンネル「タヌちゃん」に投稿されています。
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