少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、身近な材料で作る独創的な花瓶のDIY動画です。YouTubeに投稿された動画は素晴らしい完成品が反響を呼び、記事執筆時点で30万回以上再生され、7000件のいいねを集めています。

自分の手でユニークな花瓶を作る5つのオリジナルの方法。どれも独創的です!
advertisement

使い終わったガラスのボトルとプラスチックボトルを材料に作ります

 動画を投稿したのは、容器類のDIYやアレンジ、ギフトラッピングなどのノウハウを紹介するYouTubeチャンネル「AMAZONKI – DIY ギフトと工芸品」。

 紹介している5種の花瓶はいずれも手が込んでいますが、材料のほとんどは身近なものであり、通常であれば捨てたり資源回収に出したりする素材も含まれています。

 花瓶の1つは使い終わったガラスの瓶と白いプラスチックボトルを使ったものです。まず、瓶をよく拭いてから、側面の最下部1センチ幅ほどに接着剤を塗布。そこへパールカラーのひもを巻き付けます。同様に、口にも同じひもを巻き付けておきます。

パールカラーのひもを巻き付ける
ボトルの最下部と口の部分にパールカラーのひもを巻き付ける(※画像はYouTube/@AMAZONKIから)
advertisement

輪っか状のパーツをたくさん作る

 次に不透明の白いプラスチックボトルを数本用意し、約1センチほどの幅で輪切りに。断面は熱したアイロンで溶かして滑らかにします。作業者は慣れた様子でこの工程を行っていますが、やけどや発火の事態を避けるよう細心の注意が必要です。こうしてプラスチックの輪っかを28個作ります。

 今度は、同じ色のプラスチックボトルの上下をカットしてから1カ所を縦にカット。さらに、さっきより少し細い幅で横にカットします。こうして作った帯状のプラスチック辺を小さく巻き、アイロンでカット面を滑らかにします。これで、くるんとしたパーツができました。

advertisement

モダンアートな花瓶が誕生

 ここから組み立てに入ります。まず、ガラス瓶に大きな輪っかをバランスよく接着します。次に、くるんとしたパーツをカットして、中小の輪っかになるよう接着したものを、大きな輪っかの間や内側に接着します。

ボトルに輪っかを接着
ボトルに輪っかを接着していく(※画像はYouTube/@AMAZONKIから)

 上部では、ガラス瓶に接着するのではなく、大中小の輪っかの組み合わせによる自立した筒状の構造を作ります。さらに、瓶の口のところや底近くの側面、小さな輪っかの中にパール風の飾りを接着したら完成です。モダンアート感のあるおしゃれな花瓶が誕生しました!

完成
完成!(※画像はYouTube/@AMAZONKIから)

 この花瓶を含め、紹介されているものはいずれも工程数が多いものばかり。しかし、その手間に見合うだけのすばらしい作品ぞろいとなっています。

advertisement

「魔法のような美しさ!」「エレガントな作品」

 身近な材料で作るあっと驚くようなすばらしい花瓶の数々にコメント欄には、「安くて入手しやすいものが、こんなに美しいものになるとは誰が想像しただろう」「本当に美しい創造性だ」「あなたは天才だ」「とてもクリエイティブだね」「すべてがとても美しい」「魔法のような美しさ!」「美しくてとてもエレガントな作品です」という称賛の声が寄せられています。

 同チャンネルではこの他にも、花瓶作りのアイデアがたびたび紹介されています。