「米ぬか」を活用した夏野菜の育て方がYouTubeで紹介されました。この動画は、記事執筆時点で4万7000回以上再生され、「とても役に立ちました」と話題になっています。
農家・菜園家直伝
動画を投稿したのは、家庭菜園や農園で活用できるノウハウを発信しているYouTubeチャンネル「農家直伝!家庭菜園らいふ」です。過去には、菜園家の斉藤さんによる「お湯を使った害虫対策」を紹介した動画が話題になりました(関連記事)。今回も菜園家の斉藤さんが、夏野菜を良く育てる「米ぬか」の効果を紹介してくれました。

「米ぬか」の効果
米ぬかとは、玄米の外側についている1番栄養分のあるところを削りとった粉(有機物肥料)で、スーパーでも手に入れることができます。米ぬかは水はけが良いため、肥料の持ちを良くするほか、微生物を増やす効果があるので、土がフカフカになり植物の根が張りやすくなるといいます。

土の中には植物の根に寄生し、育つのを阻害する植物寄生性線虫(センチュウ)もいます。米ぬかには、そんな“悪いセンチュウ”による被害を予防し、植物に寄生しない“良いセンチュウ”を増やす効果もあるそうです。

植物がよく育つ
斉藤さんによると、米ぬかには植物の成長に必要な「リン酸成分」を多く供給してくれる効果もあるので、夏野菜の栽培に有効とのこと。リン酸成分は花や実の形成を促進するだけでなく、根の発達、光合成の促進など、植物の成長になくてはならない役割を担っている成分です。

他にも、野菜に長く肥料成分を供給することもできるとのこと。一気に効果が出るのではなく、長い時間をかけてジワジワと効果が表れるそうで、有機資材として有効活用することができるのだとか。また、ミネラルやビタミンなどを含んだ微量成分も土や野菜に供給することができるので、夏野菜をおいしく育てることができるそうです。



米ぬかだけで、こんなにも多くの効果が得られるとは驚いてしまいます。YouTubeチャンネル「農家直伝!家庭菜園らいふ」では、米ぬかの基本と使い方を紹介した動画も公開中です。これから夏野菜を育てる予定のある人は、活用してみるとよさそうですね。また、TikTokアカウント(@gardening_official)でもノウハウ情報を発信中です。
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