自宅のフェンスを修復しつつ庭にパーゴラを設ける動画が、YouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」に投稿されました。動画の再生数は記事執筆時点で2万回を超えており、コメント欄には「理想的なお家になりましたね」「やっぱりすてき〜」との感想が寄せられています。
強風でフェンスが倒壊
投稿主は、築40年の中古戸建を一棟丸ごとセルフリノベーションしているakaneさん(@DIY-akane24)。理想の空間を目指して家の内外に手を加えてきましたが、屋外に設けた木製フェンスが2025年2月の強風で倒壊してしまいました。

台風にも耐えてくれた木製フェンスでしたが、今回の強風には絶えられず自宅の庭に向かって傾いています。akaneさんはショックを受けたものの、これを良い機会と捉えて「いずれ作ろう」と考えていたパーゴラ(イタリア語の“ブドウ棚”が語源の、庭や軒先などに設置する格子状の棚)を設けることにしました。
パーゴラ作り開始!
まずは、夫と一緒に木製フェンスを全て撤去し、割れたブロックをモルタルで補修。ウッドデッキ周辺の地面を深く掘ったら砕石で穴の底部を固め、その上に羽子板付き束石をセットします。
パーゴラは家屋壁面から庭に立てた支柱へ向かって、垂木(タルキ)をセットすることで構築します。支柱には防腐加工されたヒノキ材を使用。桁(ケタ)や垂木と一緒に業務用の木材保護塗料を3回塗って乾かします。
家屋壁面に固定する板材と、パーゴラの桁には金属製のコネクターをセット。羽子板付き束石の上に支柱を立てた後、クランプでしっかり挟みながら桁を取り付けました。


壁面にも板材を付けたら、2人で家と支柱の間を行き来しながら垂木を設置。続いて、フレンチグレーに塗った板材を支柱の間にどんどん張り付けて壁を構築します。そして、すっかり日も暮れたころ、ついにパーゴラが完成しました。


フェンスも再び構築
次は新しいフェンスの構築です。3本の木製の支柱を地面に刺したら、根本をモルタルで固定。支柱からパーゴラに向かって板材をどんどん立てます。

パーゴラの左右にフェンスを設けたら作業は全て完了! 強風でフェンス倒壊というトラブルに見舞われたピンチをチャンスに変えて、開放感のあるパーゴラと新しいフェンスが無事に出来上がりました。


akaneさんは、YouTubeチャンネルの他にもInstagram(@akane24milty)とブログでセルフリノベーションやDIYの様子を発信中。YouTubeチャンネルではこの後にパーゴラを飾り付ける様子や、照明の位置を改善する動画なども公開しています。


動画提供:YouTubeチャンネル「DIYで理想のお家づくり」さん
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