ねとらぼ
2025/05/09 07:30(公開)

余った布は捨てないで! 形も色もバラバラの“ハギレ”を縫うだけで…… 完成した“日常使いアイテム”が190万再生 「ブラボー」「信じられない」【海外】

この手があったか。

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、形も色もバラバラな“布のハギレ”を変身させるリメイクアイデアです。YouTubeに投稿された動画は記事執筆時点で191万回以上再生され、約1万9000件の高評価を獲得しています。

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ハギレをミシンで縫い合わせていくと……

 投稿者は、英国からパッチワークを中心に裁縫のアイデアを多数発信している「Two Strands」(@2Strands)さんです。

 パッチワーク・キルトの発祥は大航海時代の英国といわれており、ヨーロッパに世界中からさまざまな美しい布が持ち込まれるようになった結果、英国の貴婦人たちの間でハイソな娯楽として生まれたとされています。Two Strandsさんは、そんな英国の伝統文化の一つでもあるパッチワークキルトの技術や、さまざまな裁縫テクニックを動画で紹介しています。

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伝統的なパッチワークの技術を現代風にアレンジ!

 今回制作するアイテムの材料は、さまざまな“布の端切れ”。色や形もバラバラの布を丁寧にアイロンがけしてシワを伸ばしていきます。これらを縦16センチ、横63センチの長方形に切っておいたフェルト生地の上に丁寧に並べて、ミシンで何度も縫いつけていきます。

形がバラバラのハギレを縫い合わせると
まずは端切れにアイロンをかけていきます

 表面の縫い付けが終わったら、フェルト生地からはみ出している部分の布地をハサミでカット。同様に裏地となる部分にも端切れをミシンで縫い付けます。

形がバラバラのハギレを縫い合わせると
フェルトに縫い付け、四隅をカット

 次に裏地側の端と端を合わせて円筒状にしてミシンで縫い付け、はみ出した部分をハサミでカット。縫い合わせた接合部分をカバーするための端切れも縫い付けます。

 続いてバッグの底部分になる直径19.5センチの丸いフェルト生地を準備。同じ手順で端切れと裏地も縫ってパーツを完成させます。そして、先ほど作った円筒状のパーツを裏返してから、持ち手になるひもを縫い、もう一度生地を裏返してから底部にも縫い付け、接合部分をカバーするためのハギレも縫い付けていきます。

形がバラバラのハギレを縫い合わせると
取っ手などの各種パーツを縫い付ける

 最後に生地を裏返して形を整え、上側外周部分にもカバーとなるハギレを縫い付ければ、かわいいバッグの完成です!

形がバラバラのハギレを縫い合わせると
かわいいバッグが完成!
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「これは作りたい」「天才です」と称賛の声

 ハギレからバッグを完成させるアイデアに対し、動画のコメント欄では「友達に作りたい」「祖母からパッチワークを教わったときのことを思い出しました」「いいバスケットですね」「天才的」「かわいいアイデアをありがとう!」など称賛の声が多く寄せられていました。

 Two Strands(@2Strands)さんのYouTubeチャンネルでは、他にもたくさんのパッチワークや裁縫のアイデア動画が紹介されています。

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画像提供:YouTubeチャンネル「Two Strands」(@2Strands)より引用

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