春の雑草は抜かないで! 夏に草刈り地獄にならない驚きの雑草対策がInstagramに投稿され話題です。動画は記事執筆時点で123万再生を超え、3万3000件以上の“いいね”を獲得しています。

 投稿したのは、身近な自然とシンプルな暮らしを発信している主婦・Mina(@miina_kurashi_)さん。今回は、夏に伸びるイネ科の成長を抑える草刈りの方法を紹介します。

春の雑草は抜かないで!
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暖かくなってくると生えてくる雑草

 暖かくなり、そろそろ庭に雑草が生えてきたという人も多いのではないでしょうか? しかし、春の雑草を抜いてしまうと梅雨明けに後悔するかもしれません。というのも、オオイヌノフグリやヒメオドリコソウなどの広葉雑草を生やしておくことで、地面が覆われイネ科の成長を抑えてくれるといいます。

この辺で刈る

 そこでMinaさんが実践しているのは、春の雑草を抜かずに地面から20センチほどの高さで刈る「高刈り」という方法です。高刈りを何年か繰り返せば背の低い草だけになり草刈りが楽ちんに。さらに根を残して刈ることで土中環境が良くなり土がやわらかくなっていきます。

土中環境が良くなる!
イネ科の成長を抑制
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よい状態で梅雨明けを迎えるために

 また雑草にはその土壌に足りない栄養素を溜め込もうとする性質があり、土に還してあげることでどんどん土が豊かになります。雑草と闘うのではなく活用し、自分自身が自然のリズムに合わせることで夏の草刈りが楽になるかもしれませんね。

草刈りが楽ちん
雑草は土に足りない栄養素を溜め込む

 なお、Minaさんは「自然が好きな普通の主婦で専門家などではありません。こちらの雑草対策は、自然農の考え方や、造園技師である矢野智徳さんの『大地の再生』を参考にしたものです」と述べています。

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「知らなかった!」「今年はコレやる」

 コメント欄には「今年はこのやり方でやってみます!」「目からウロコでした」「見方が変わると楽になる~」「今の私にとって一番のお役立ち情報です」「とても素敵なことを学べました」「知らなかった!」「勉強になります」といった反響が寄せられています。