ねとらぼ
2025/06/02 11:00(公開)

ガジュマルを土に埋めて2年後、掘り起こすと…… 出てきた“まさかの姿”に「衝撃的でした」「スゲー!!」

 少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回取り上げるのは、2024年7月にYouTubeで公開されたガジュマルの“幹”を土に埋めて検証する動画です。

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土に埋めてみたらどうなる?

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「ダンディになりたいM」。ガジュマルの“幹”の部分を、あえて鉢の中の土に埋めるとどのくらい太くなるか実験しました。

幹に見える部分を埋めて育てた

 まず、ガジュマルの大きな特徴でもある幹の太い部分がすっぽりと隠れるように鉢の中にセット。上から土を流し込み、完全に埋めてしまいます。そこから1年は水をあまり与えずに栽培。その後は肥料をたっぷり与えて、雨ざらしの状態で育てました。

実験開始から1年後に計測した後、育て方を変えた

 ガジュマルを土に埋めて2年3カ月がたった現在、生育状況を確認してみると……? 根は鉢に設けてあるスリットを通り抜けて地面へ到達。地植えのような状態になっており、計測のため持ち上げようとした瞬間、鉢と一緒に周囲の砂利も浮き上がりました。根の力強さがハンパじゃない!

根がすごく広がっている!
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気になる結果は……

 ガジュマルの根鉢をほぐして“幹”を露出させたら、その太さを測定。なんと驚くことに、実験開始時点で17センチだった部位は、20.3センチまで太くなっていました。隆々としたフォルムが美しい!

あちこちから発根
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“板付”の場合も計測

 ここで、1年前に流木に板付し、そのままの状態で外管理していた別の株も測定することに。持ち上げようとすると……びくともしません! 流木の下に敷かれた砂利を通り越して力強く根を伸ばしているようです。

別のガジュマルで埋めなかった場合の変化を確認

 “幹”の部分は土に埋まっている間で2.6センチ太くなり、板付にしてからさらに0.9センチ太くなったという結果に。どちらも大健闘です!

土に埋めていた方が太くなりやすい

 実験の結果、土に埋めると太くなりやすくはなるものの、埋まっていた部分はザラザラした木肌になってしまうと判明。板付にした個体を通じて埋めなくても太くはなっていくと分かったため、ガジュマルの特徴を隠してまで育てる必要はないという結論を出しています。

太くはなるけどツルツルした木肌ではなくなる

「壮大な実験」と関心集まる 

 この動画は記事執筆時点で10万再生を突破。コメント欄には、「壮大な実験」「大地と融合した根、ハンパないですね」「今まで見た動画で一番衝撃的なガジュマル育成動画」「動画につられてガジュマルを買ってみました」などの感想が寄せられています。

 同チャンネルでは、自身が栽培している植物の紹介動画や、育てる際に注意すべき点を解説する動画などを公開しています。

動画提供:YouTubeチャンネル「ダンディになりたいM」さん

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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